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創作の透明な言葉に救われる

『宵が冷める頃に  
僕が生きてることがアイロニーだ
見事逃げ切って生き残った暁には
そうさ憂鬱感で憂鬱感で溺れたいや
透明な言葉で僕を
ずっと救ってくれよアイロニーナ』
煮ル果実 「アイロニーナ」より


こんばんは。みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は今日は予備校の授業を終えた後、ひたすら創作絵本の挿し絵を描いていて、先ほどペン入れが全て終わったのでこれから色を塗って英訳を作って仕上げようと思います。


今回は、文字詰にしておそらく16ページほどの長い物語を初めての試みで描いてみましたが、描いてよかったな、と思っています。というのも、実は私はこの作品を最後に、二次創作から少し距離を置こう、これを最後にしよう、と思っていた節があるからです。でも、製作中に国内外の色々な方から励まされて、何よりも描いている自分がとても楽しくて、やっぱりまだ二次創作を続けようと思えました。

私の好きな曲に、煮ル果実さんの「アイロニーナ」という曲があります。この曲は創作者と創作物の関係を歌った歌で、途中で創作者が創作を辞めようとしたけど、周りに評価されたり自分の創作に助けられたりしてやっぱり創作に戻ってくる、というシーンがあります。

今回の私の話はまさにそれだと思いました。
創作を辞めようとしたけど、創作に救われてまた戻ってきてしまう。今ならそんな私を描いた曲のように思えます。


私の創作は、創作を続けた6年間は決して無駄ではなくて、辛い時に私を救ってくれました。創作者にとっての創作とは、あの曲のように、透明な言葉で創作者を救ってくれる存在なのかもしれませんね。

今の私には作りたいものがたくさんあります。でも体は一つなので、少しずつ、でも着実に自分なりに創作を続けようと思います。


これを読むあなたがいつか素敵な創作に救われますように。それではまた明日。

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