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小説の書き方、ちょっとだけ変えてみよう

小説の感想文をいただきました。どうもありがとうございます。

ざっと読ませていただいたところ、その場で書いてすぐ出すスタイルが悪く出てしまっていたようです。
(矛盾部分や不整合な部分、さらには執筆法にまで言及いただきました)

もうお分かりでしょうが、私は推敲が大嫌いな人間でして、基本書いてはざっと見て出すスタイルを主としています。
「物書きナレーターを名乗っているのに推敲嫌いとはどうなのよ?」って思うでしょう?これが結構マジで、出した後に読んでは修正を繰り返すというセルフ差し替えを幾度となく行ってきました。

なぜ推敲が嫌いなのかというと、単純に出すまでの時間が限られているからです。
もちろんそのあたりはきちんと時間確保をして取り組むべき事項です。ちなみにnoteに出す記事はどちらかというとスナック感覚で書いているので、正直言うとあんまり堅苦しく取り組むのもなぁと思っています。
もしかしたらこの記事も、整合性が取れていなかったり言っていることが矛盾してたりすることがあるかもしれません。

しかし、小説は別です。
限られた時間の中で、プロット・執筆・推敲を納得の行くまでかつ滞りなく終わらせる必要があります。
noteに出している短編小説はノープロットで執筆していますが、推敲ひとつで誤字脱字や矛盾点に到るまでのチェックが済ませられます。これまでの私は苦手意識を理由に推敲を軽視していました。チェックしていなかったので悪い意味でのご都合主義が文面で踊っているわけです。

この感想文で、物書きとしての改善点が4つ洗い出されました。

  • プロットを作らなくても、執筆エディタで簡単な流れを箇条書きで書く
    ⇒テーマの具体化、起承転結を予め設定させる

  • 執筆エディタに合わせた記法を基にして本文を書く
    (参照:https://note.com/gifted_clover95/n/na8e58e9384ba

  • 推敲時間の確保
    ⇒〆切設定があるものは下書き機能で前もって書く

  • 小説を書くにあたっての基本的作法を身につける

基本的作法について、私の場合は記号の使い方にありました。
例えば、三点リーダ(…)とダッシュ(―)は2つ続けて記載するというやつ。執筆における大鉄則ですが、私はこの感想文で初めて知りました。
調べてみると「望ましい」というだけで、1つだろうが3つだろうが使っても間違いではないそうです。
それはそうと、なぜ三点リーダとダッシュを2つ並べなければならないのかについては分からない部分があります。鉄則なのは分かりましたが、歴史的背景や編集事情を鑑みても表現の幅を広げる意味では別に個数は関係ないように思えてなりません。
(お詳しい方、コメント等でご教授いただければ助かります!)

にしても、感想文をもらうってすごく嬉しいですよね!
これがあるからやめられないというか、普通に次も頑張ろうってなります。
連載小説共々、今後とも虹倉きりの小説をよろしくお願いします。
朗読もね!)

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