私の中の融けていくデザイナーとその先

転職をすると決めて、6月まで担当していた企業アカnoteを見返していたら
3月に書いてずーっとしまっておいたnoteを発見。(熟成下書きだ…!)

「デザイナー」についての考えをワ〜と書いたけど企業アカで発信するにはどうかね🤔って放っておいて忘れていたやつ…!

せっかくなので、自分のアカウントで公開しようかな~と思います。
内容は一部修正したけど、語り口は企業アカ用でちょっとテンション高め🤔


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📝ざっくり概要📝

3月某日、弊社デザイナーで『#なんデザ』ランチを開催🍴
一人ひとりの「Webデザイナーになるまで」を話し、
それを私が企業アカnoteで発信しました。

noteおすすめにピックアップしてもらえたことや、
デザイナーのモンブランさんがTwitterで反応してくださった影響で
企業アカnoteで一番見てもらえたnoteになりました…!(ありがたみ)

▼#なんデザとは


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『#なんデザ』noteを書いている時に、
「同じ会社のデザイナーでも業務の内容は違ったりするよな~~~。」
「人によってデザインに対する捉え方や理解が様々あるんだよな〜〜〜。」
と思ったのです。

※未熟な部分もあると思いますが、現時点で私個人が考えている事柄ですので、「ヘェ〜」と読んでもらえればと思います。


君の言う『デザイナー』とは?

私自身、美大卒ではないので『美大コンプレックス』のようなものを持って就活しており、デザイナーになる選択肢は無いものと思っていました。

そのため、デザイナーの仕事について特に調べず「モノや広告などをつくる人」「センス良い感じにする人」と思っていました。
(今考えるとマジで雑すぎてドン引く…😇)

そんなふんわりした印象のまま、いざデザイナーになってみると…
「デザイナー」って一括りにしてたけど、多種多様なんだ!
と衝撃を受けました。(私はWebデザイナー)

Web、グラフィック、ファッション、インテリア、プロダクト…ほんと何種類あるんだろう…
「●●●デザイナー」の「●●●」が違うだけで、「それ、同じ職種でも世界の話じゃないですか…🌌」みたいな感じです…(おおげさかな)
(職種は僧侶だけどドラクエとFFだと使う魔法違いますやん…みたいな感覚)

それを押さえていないと

🐱「デザイナーならイラスト描けるよね?」
🐶「それはイラストレーターに依頼していください!」
🐱「えっ」
🐶「えっ」

みたいなすれ違いがあったり…

🐥「将来はデザイナーになりたいです!」
🐶「そうなんですね、何のデザイナーですか?」
🐥「えっ」
🐶「えっ」

みたいに噛み合わない場面も結構あるかもな…と思ったりします。

さらには、同じ会社のデザイナーでも業務内容がバラバラだったり、得意不得意、できるできないがみられたりします。
(これは職種関係なくかもしれません)

そのため、デザイナーに限らずですが、協働するためにはお互いの得意不得意などを知る・できるか確認するなど、日々のコミュニケーションが欠かせないと感じます。


それは、デザインか?

実際に働いていても『デザイン』について理解されていないと、それは『スタイリング』だよな…みたいなすれ違いも結構起こります。

最近「まさにそれ〜〜〜!!!」と思ったnoteがありました。

なごやかで楽しい宴席だったのですが、「デザイン」についての会話がどうも噛み合いません。会食の終盤に差し掛かった頃、やや逡巡しながら、そのサービスデザイナーが自分に向かってこう言いました。

「デザインとは、そもそもの定義として、特定の問題解決のため要素を設計すること。」

「ビジュアル的に美しくすることは(それ自体が問題解決につながらない限り)直接的に何の関係もない。」

「あなたの言っていることは、デザインではなくスタイリングだと思うので、そこを混同するとどこかでトラブルになるかもね」と。

−−− noteより抜粋

このnoteを読むまで言語化できずにモヤモヤしていたのですが、まさに『デザイン』と『スタイリング』の混同がよく起こっていると感じていました。

もちろん、バナーをつくったり、特集ページをつくったり『ビジュアル』をつくるのもデザインの中に含まれると思うのですが、それだけではないはず。

「サイトを使う人が抱えている問題をどうしたら解決できるかな?」と考えたり、「どうやったら自分たちが働きやすくなるかな?」と考えて仕組みをつくったりするのもデザインだと思います。

目に見えないので見落としがちですが、むしろその目に見えない部分を設計するフェーズが大切だよなぁと感じます。


デザイナーってキラキラしてますよね〜?

私は「職業はWebデザイナーです。」と自己紹介した際に「わ〜お洒落〜!キラキラしてますね〜」と言われたことがありました。

「えっ?」と違和感があったのですが、同時に「そういえば私もデザイナーになる前はそう思ってたな〜」と思いました。

そう、こんな感じで…

デザイナーはセンス良く職人のように広告などをつくる人だから、色彩感覚もすごいし、お洒落だし、アートにも精通しているだろうし、美大とか狭き門を通過してきた人たちなんだろうな〜!キラキラしてる〜!

今考えると突っ込みどころ満載ですが、当時は純粋にそう思っていました。

もちろん、該当するデザイナーさんもいると思いますが、実際なってみると、そうでもない!私は!!違った!!!

色彩感覚は先天的なものではないし、デザイナーみんながお洒落なわけではないし、絵を描けない人もいるし、美術館行かない人もいるし!!!

それでも、そう見える人たちはきちんと勉強しているし、たくさん考えて試行錯誤している。それだけの話でした。


Webデザイナーって何してるの?

Webデザイナーになる前と後で印象が大きく違ったのが、考える部分の多さでした。

解決したり達成したい物事があって、なぜそれをしたいの?を深掘りしたり、どうしたらできるかな?と考えたり…

例えば、チームでプロジェクトを進める際に、メンバーの理解レベルを合わせるために内容を可視化します。
ここでやっとビジュアル系の作業が出てきます。

デザインの作業をするときは、
「なんか格好いいからこんなデザインにしました!」
ではなく
「配色は●●●の効果を狙おう。見やすさを意識して余白はこれくらい…」
といったように、ユーザーの心理や行動を考えたりしながら作業します。

目に見える部分だけがWebデザイナーとしての評価の対象じゃないと思うな〜と私は感じるのですが…
評価者のデザインに対する認識が異なる場合、理解してもらうのが難しいと感じる場面もありました。
う〜ん難しい〜〜〜


noteはデザイナーの助けになるかもしれない

noteはクリエイターと読者をつなぐために開発されたサービスなので、デザイナーnoterも多い!

そのため、デザイン関連のnoteも多く、げっとまnoteをスタートしてから毎日のようにnoteチェックをするようになりました。

noteは発見のヒントがいたるところに溢れている印象です💡(最高)
・自分の中でモヤモヤしていた事柄を言語化できた
・そう思ってたのか!と発見があった
・自分の考えって伝わってないかも?と気付けた

これまで何度も様々なnoteにヒントをもらい、助けてもらいました…!(ありがとう…!)

チェックした中で、これは良い!と思ったnoteは『デザイン関連のnoteまとめ』や『マネジメント関連のnoteまとめ』などマガジンでバシバシまとめてます。

中でも良いnoteはピックアップしてチームにシェアしているので、オススメnoteがあれば教えてください〜!!!

〇〇〇が正解で他は不正解!のようなものって無くて、なんとなく曖昧だったりグラデーションな部分がたくさんあると思うので、いろんな視点を吸収しながらアップデートしていきたいな〜と思います。


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さてさて、それから

このnoteを公開しないまま3ヶ月程経ってしまっていたのですが…
その間、同じように「デザイナーって言ってもさ…」というnoteをいくつも見かけました。

例えば…

みんな考えていてかわいい…🤔

私の認識が足りなかっただけかもしれないけれど、ここ3,4の間に「デザイナー」の分類や認識が変化してきているのではないかな…と感じます。

世の中的にUXとかそこまで認知されていたっけ?みたいな。

上手く言葉にできないけれど、私の中の「デザイン」という言葉の認識もここ半年くらいで大分変っていて、幅広すぎてもはやデザイナーという職業とは…状態🤔

私がやりたいのは、「デザイナー」でもあるけれど「デザイナー」じゃなくても良いな…という感じ。(もはや肩書きどうでもいいな…)

このnoteとかまさにそれ~

だからこそ、転職するぞ!と決めたときには職種ではなく「やりたいこと」「できること」「できないこと」を伝えようと思ったし、「コミュニケーション方法」「企業文化」でマッチするかが気になりました。

めちゃくちゃ企業文化が好きだな!と思っても「やりたいこと」「できること」「できないこと」がマッチしないとお互い不幸になってしまって悲しいし…

マッチしなければ、そこで働かなくてもフォローし合える場面も出てくるだろうし…

できたら三方良しな関係を目指したいんだよな…髙田郁さんの小説を読みながら考えたり。

普段からこういうの話せる場があったりするとかなり良さそうだな~とぼんやり思ったりするのですが、#なんデザみたいなイベントとか、社内での面談とかがそれに当たるのかなぁ〜(そういう意味では転職関連の面談は有効だった気がする)

とはいえもっとカジュアルな感じだったらもっと最高なんだけれど〜

ん~~~~~~腹落ちするまでまだ言語化できてないので今回はここまで🤔🤔🤔

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