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【喫茶和/コーヒー】9月18日 僕らが好きだから、自信を持って届けられる。

かつては貴重な飲み物として飲まれていたコーヒーが、今や100円で飲めるようになった。しかも、味は美味しい。

ただ、コーヒーに注目が集まるのが「安いから。」「リーズナブルだから。」と言うのはあまりにも寂しい。

モノの価値ってなんだろう

安さに価値を感じる人が多い。どういうことかと言うと、以下の図式が成り立つことだ。

安くていいモノ>価値のある、高くていいモノ

安くていいモノとは、例えばコーヒーなんかその例だ。美味しいコーヒーはこの世の中にごまんとあるかもしれないが、価値のある、高くて美味しいコーヒーを飲んだことのある人はほとんどいない。

コンビニのコーヒーと1杯5000円のコーヒー、どっちを普段飲みますか?

と聞かれた時に、多分ほとんどの人は「コンビニのコーヒー」だろう。でも、コンビニのコーヒーを普段飲む人でも、1杯5000円のコーヒーには並並ならぬ価値があるのを薄々感じていると思う。だけど、買うのはコンビニのコーヒーだ。

もっと言えば、コンビニのコーヒーを普段飲むからといってそれが1杯5000円だったら誰も飲まないこと。これこそ、コーヒーの価値のほとんどは「コストパフォーマンスの良さ」であることを意味している。

これは、コーヒーを作っている人間側からしてみれば「悔しい」の一言に尽きる。

コーヒーの価値をうまく伝えきれているのか

コーヒーそのものの価値は曖昧だ。味覚の「美味しさ」並みの曖昧加減だ。曖昧だから、価値はどうとでもつけられるのだけれども、だからと言って相手が納得しなければそれは微妙だ。

ほとんどの人は、松阪牛に100万円は納得できて、コーヒー1杯に5000円は納得できない。

なんでだろうか。モノの価値って、なんだろうか。

伝えるために必要なものって、なんだろうか。

自信を持って届けること

喫茶和の店主は、二人とも未熟だ。まだまだ経験も知識も技術も、足りないと思う。だけど、お互いコーヒーが好きで、和菓子が好きだからこそ、自分の商品に対する愛情は強い。コーヒーも豆大福もめちゃくちゃ好きだ。

だからこそ、自信を持ってみんなに届けられる。好きなものだったら、思う存分伝えることができる。

そんな僕たちの和菓子とコーヒー。ぜひ味わってほしい。


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