記事一覧
同人原稿おぼえがき(小説)
いつも装丁などの仕様をnoteに書いていましたが、そういえば自分がどう原稿してどう本をつくっているかというのをどこにも書いたことがなかったなあ…と思い、振り返りがてら記録します。
素人の話なので技術的に面白い話はあまりなさそうではあるのですが、周囲に「本を出してみたい」という方が増えてきたので、わたしはこんな感じだよ〜というのが少しでも参考になればいいな〜と思っています。
またあくまで素人の話なの
ホログラムペーパーを使った本をつくった話(+ノベルティの話など)
ホログラムペーパーをずっと使ってみたかったので、今回の本は表紙にホログラムペーパーを使う、というところから考えていきました。
(以前友人の本には使わせてもらったのですが、自分の本ではやったことがなかったので…!ちなみにそのときの記事は以下です)
データの作成今回の印刷はくりえい社さんで、2.5Dホログラムペーパー表紙印刷を使用しています。同じ種類の紙はホープツーワンさんでも取り扱いがあります。
二色刷りと小口塗りの本をつくった話
長いこと小口塗りの本をつくってみたくて二年くらい印刷所を探すだけしていたのですが、せっかくなら本の内容とマッチする装丁を思いつかなくて保留になっており…
今回念願の仕様にできたので、やったことをメモ書きしていきます。
小口塗りについてTwitterやnoteなどで色々レビュー調べたところ、小口塗りを「納期が短い」「きれいに仕上げていただける」という印象があるのはくりえい社さんでした。以前くりえい
字書き2人でタイトルを一緒にしてそれぞれ別々の本をつくった話
同じタイトルだけれど、まったく違うジャンル・カップリングで違う人が話を考えるとどんな本になるだろう?というのが今回の記事のお話です。
一緒にやってくれた友人「ぜひ!」と言ってくれたのは友人のねるさん。(Twitter:@samenai_neru)かつて同じジャンルで知り合い、さらに別のジャンルで合同サークルとしても活動していた相手です。お互い好みがとても近しく、でもちょっと違うところもありその違
お話をもとに本のデザイン・装丁を考えさせてもらった話
本記事はBL、成人向けの同人誌について記載しております。本の中身については一切触れませんが、ご理解いただきますようお願いします。
好きなお話を書く友人にタイトルのようなことを提案した結果「いいよ!」と快諾していただき、楽しい体験ができたので一部始終を記録します。
今回の経緯
友人がはじめてのジャンルの本をつくる、また同ジャンルなので、せっかくなので背中を押すがてら「仕様・装丁すべて考えさせても
トレーシングペーパーを使った扉やポストカードの話
同人誌の表紙を開くときってわくわくしますよね。今回は、そのわくわく感をより高める「扉」のお話です。表3の手前に雰囲気を盛り上げるトレーシングペーパーを挟み込みすることで、お話の雰囲気をより伝えられたらいいな〜…!と思って、最近はこの仕掛けにハマっていたりします。
印刷所さんが用意している遊び紙トレーシングペーパーあらかじめデザインパターンを印刷してあるトレーシングペーパーの扉を用意している印刷所
クリエイター専用のカウンセリングを受けてきた話
カウンセリングを受けてきたクリエイター専用のカウンセリングサービス『ando.』さんにカウンセリングをしていただきました。カウンセリングについては2回(1回目50分・2回目40分)で、1回目は気持ちの発散、2回目は経過報告というかたちでお願いしました。
知ったきっかけはTwitterで以下のツイートを見かけたことです。
もともと仕事もクリエイター寄りのことをしており、「なにかしら相談にのっても
4000字くらいのお話でミニ本・豆本をつくった話
本記事は二次創作を扱う同人誌について記載しております。
Webオンリーで小説を展示をしよう!と思ったのですが、せっかくなら…と思い本をつくってみることにしました。
展示するお話は4000字程度のSS。A5や文庫の本にするにはちょっと短いような気がする…ペーパーにしても良いのですが、せっかくのイベントならなにか面白いことがしたいな〜と思って色々調べていたところ、たどり着いたのが「ミニ本・豆本」でし