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体の中に海がある

私は眼が悪いので、コンタクトレンズや眼鏡を外すとほとんど見えないため、海やプールが苦手です。特に海!特に夜の海は、吸い込まれそうで飛び込みたくなるような恐怖を感じます。

海というか、「水」に恐怖を感じているようです。目が悪くなる前は、少しは泳げたんですが。

でも、水と塩が体には必要不可欠なんですよね。

すごくすごく遡れば、生物は海から生まれているし。最初に海で生まれた単細胞生物が、体(細胞)の外側が海に触れていたことから、陸で暮らす生物は体の中に海をつくり、細胞を守っているそうです(細胞外液)。

体の中に海があるとは、気取った表現かもしれませんが、そう考えたら私の海に対する恐怖って何なんだ?と謎です。

細胞外液は太古の海と同じ組成だそうです。体の中の塩分濃度は腎臓が働いて一定に保ってくれていますが、汗などで排出された塩分はもちろん再吸収できないので、口から摂取する必要があります。

口から摂取するときには海のミネラルバランス(=体内の海と同じバランス)そのままを摂取するのが良く、そのためには自然海塩を選ぶのがよいということです。

バランスがとれていないと、例えばカルシウムばかりを摂取するとマグネシウム不足でカルシウムも吸収しにくくなります。ナトリウムだけを摂取するとカリウム不足になり、高血圧などの症状が現れます。

ほぼナトリウムだけの精製されたお塩を使い、足りないミネラルをサプリメントで補う。これは効率が良いのかは分かりませんが、できればもう少しナチュラルなやり方でミネラルバランスを整えたいものです。

にがりもサプリメントのようなものですね。自然海塩をきちんと摂取できていれば、必要ないようです。お水に入れたり色々と活用していますが、見直してみようかなと思います。

ところで「すごい塩」という本を読んでいますが、海洋療法(タラソテラピー)って大胆な実験から始まったものなんですね。犬の体に海水を注射したとか、血液を抜いて海水を入れてみたとか。ドクターにどれだけの確信があったのか分かりませんが(なかったらやらないか💦)、犬にとっては大迷惑なのでは。でも病気が治ったと書いてあるので、良かったのか。


■身体の水と塩の調節機構と健康
https://www.saltscience.or.jp/images/2023/07/2014_2-sasaki.pdf

■長生きできて、料理もおいしい!すごい塩
https://www.amazon.co.jp/%E9%95%B7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%80%81%E6%96%99%E7%90%86%E3%82%82%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%84-%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E5%A1%A9-%E7%99%BD%E6%BE%A4%E5%8D%93%E4%BA%8C/dp/4860638832

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