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「なぜ意識は現実を変えるの?」って話


これまで主に体験ベースで考えたことや感じたことを書いてきたnoteですが、もしかしたら誰かに役立つかもしれない「知っていること」について書くのもいいなと思いました。せっかく知っていることでも、独り占めしては宝の持ち腐れです。ので、今日のnoteはそんな内容です。
こういう内容が刺さるひとも刺さらないひともいると思いますので、まあ気楽に読んでください。




導入~試しに「意識」を使ってみよう


早速ですが、本日は「意識」を扱うことについてお話しします。
私たちのもっている「意識」は、それを使うだけで物事の性質を変化させます。
「いきなりそんなん言われても」と頭に入ってこないかもしれないので、ひとつ例をあげます。この記事を読みながら、ヒマな方は一緒にやってみてください。

皆様、首周り、凝ってませんか?まず、右でも左でもいいので首を肩の方へ倒してみてください。どうでしょうか?
デスクワークなどでお疲れの方もいらっしゃいますね。「アァ~~もうガチガチじゃぁ~~~~」と嘆いている方!そういう方は、イデデ!と反対の筋が痛くなっちゃうかもしれません……

それでは、首を元の位置に起こして。ここで「意識」を使ってみます。
先ほど首を倒した側、あるいは首そのものが、何かすごく柔らかいものでできている……というのを想像してみてください。例えば、ほわほわなでっかいマシュマロとかです。
目を閉じて数秒、その柔らかさを感じて(イメージして)ください。あなたはこれから、ほわんほわんなデカマシュマロとして、首ごと「ふにゃん」するのです。いいですね?想像できましたね?

それでは、再度さっきと同じ方向に首を倒してみてください。
……
どうでしょうか?さっきよりも深く首が倒せていないでしょうか?

これが「意識」を使って物事の性質を変えるということです。簡単にいうと、です。この「意識」を使うテクニックは、色々なことに応用がききます。


意識を使う「スプーン曲げ」


以前私にレイキを教えてくださった先生は、これのプロフェッショナルでした(念のため書くと、私がタロットを習った先生とは違う先生です)。
あるとき先生は、金属製のスプーンを超能力者がごとくグニャリと曲げて、私に見せてくれました。力技で無理やり曲げているのではなく、スプーンの首のとこをフニフニと柔らかく揉むと、あたかも簡単に「グニャ!」と曲がるのです。
この様子を実際見たら「え~どうやって!?」と思ってしまうのですが、……当然ですよね、だって「金属は固い」ものじゃないですか?

でも、種や仕掛けがあるわけではありません。この先生が使っていたのは、手品ではなく“スプーンは簡単に曲がる”という「意識」でした。まさしく、スプーン曲げは今日の記事の例に上げた首を倒すやつ……これの超応用バージョンということです。
普通人間は「金属=固いもの」と思い込んでいますよね。まあ、実際固いんですけど。ただ、この意識をもっているとスプーンをグニャグニャに曲げることはできません。潜在的な深いところまで、「スプーンは簡単に曲げられる」と思い込んでいることが重要です。ちなみに私は、まだこの域に到達していません(笑)
ところでこの先生ですが、当時30代にしてバリバリ会社経営して稼いでる女社長さんでした。意識の使い方をマスターしていると現実創造力もすごいことになる……と思うとなんか納得できました。


そもそもなんで「意識」が現実を変えるんだよ


意識を使うと現実が変わる。こういう話をすると、「なんで意識で現実が変わるんだよ!相関関係がわかんね~よ!」となる方もいると思います。ので、簡単にですが頭で理解できるように、少しだけ踏み込んで説明をしようかなと思います。
こういうときによく説明に用いられるのは、脳科学や量子力学の知識です。私はまったく理系に強くないので正しく説明できないかもしれませんが、どこかで聞いた知識を「こういうのもあるよ~」と例に挙げて、自分なりに解釈してお話しします。


観測すると結果が変わる「二重スリット実験」


量子力学の実験で有名な「二重スリット実験」というものがあります。
実験の詳しい内容は、下記のサイトがかなりわかりやすいと思ったので、リンクを貼ります。

『二重スリット実験』〜観測すると世界が決まる⁉知るとぞっとする世界でもっとも美しい実験 (yamanashibank.co.jp)

この「二重スリット実験」は、「2つのスリットがある板に電子を当てると、スクリーンにはどのような模様が描かれるかという実験」です。

簡単に要約すると……

電子がどちらのスリットを通ったのか、
観測していない状態で2つのスリットがある板に電子を当てると、スクリーンには複数の筋(縞模様)が現れる
観測している状態で2つのスリットがある板に電子を当てると、スクリーンには2つの筋が現れる

つまり……人間が見ているか見ていないかで、電子は粒として振る舞うか波として振る舞うかを決定しているということです。

ここで前提として、この世の全てのものは「素粒子」でできています。素粒子とは、自然界に存在する物質でもうこれ以上分解できない最小単位の物質をいいます。
あなたも私も、コップも机も猫も植物も、それ以外も……すべて素粒子ということです。先ほどの例の実験に用いられた「電子」も素粒子ですから、つまり「二重スリット実験」の内容は、私たち自身の身の回りにも適用されるということがいえます。
もっというと、人が意識を向けるか向けないかで、あらゆる物事の結果は変わるということを示しています。


日常の中での「意識の置き場」注意点


例えば、こんな経験がありませんか?

ある日友人にLINEをしたのだが、なかなか返答がない。いつもならもっとすぐに返答があるはずなのに。気にかかって数分置きに何度も既読がついていないか確認するけれど、待てど暮らせど既読がつかない……。
「もういいや!」と気にすることを諦めて、家事など別のことをやりはじめると、ちょうどその途端に返答が返ってきた!

……というようなことです。

このLINEの例でいうと「なかなか返事がこない」という意識を使って自分がこの状況を観測したとき、「なかなか返事がこない」という現実がより強固に確定されます。だから、待っても待っても来ないのです。

これは、先ほどの「二重スリット実験」でいうと「電子はどちらのスリットを通るか?」を人間が観測している状態では、「電子はどちらかのスリットを通っている」とわかる現象ができる(2つの筋が現れる)のと同じようなことです。

「午前中にくるはずの宅配便が、待っても待っても来ない」
⇒同じです。
「こんなに活動してるのに、全然いいねつかないしフォロワー増えない」
⇒通知を見張ってたり、数字を意識し過ぎかも。
「あの人超嫌い、いつも私にだけ態度悪い気がする」
⇒私にだけ態度悪いという現実が強化されます。

と、こんな具合に普段の「意識の置き場」を見直してみると、物事がスムーズに回り始めるかもしれません。


「意識」を上手に扱おう


私たちが普段扱っている「意識」の力は、自分で思っている以上に強力です。大げさかもしれませんが、上手に使えば「魔法」にもなるし、下手に使えば「呪い」にもなるものです。

誰だって、すべての物事を見た瞬間に前向きに捉えられればいいのですが(主にスピリチュアルが好きな人はみんな、そうなるように意識改革に努めているかもしれません)、そうはできない!という人の方が現実には多いでしょう。
そんな方々へお伝えしておきますと……なんでも無理やり明るく考える必要は全然ありません。
今この瞬間は忘れて、能天気にしていればいいのです。
現実に強固にしたくないネガティブな考えにとらわれてしまうなら、別のことをしておいしいもの食べたり飲んだりして、今この時に集中し、気分良く過ごしましょう。これで勝手に魔法がかかります!

とはいえ、「宝くじが当たる!」と決めたら本当に宝くじが当たるかというと、当たる人もいれば当たらない人もいます。
この「意識」のコントロールによる現実化が一朝一夕にはうまくいかないのは、人間の「潜在意識」、「深層意識(無意識)」と自分の意図が一致していないといけないからです。
表層意識……つまり頭の先だけで「宝くじが当たる!」と決めても、「潜在意識」「深層意識(無意識)」が同意していない以上、うまくはいかないということです。奥が深いところですね。

この辺のことは細かい話をするとまたものすごく長くなるので、また別の機会にとは思いますが……自然体でいるほどに意識の「ズレ」は少なくなるものですから、なんにせよ、大切なことは心を軽く気分よく過ごすということです。
何かのヒントになると思われたら、是非普段から「意識」して取り入れてみてくださいませ~。


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