__2_言語の話

[#2]せかトピ:言語のはなし(Part2)

こんにちは、ワタコーです。

昨日に引き続き言語の話をします。今日は前回以上に感覚的な話をします。なので、あくまで一意見としてお読みください。

こんな記事を見つけました。

この記事の論点は、

バイリンガル環境って言語の遅れが出の?

ということです。

この記事は結論として、「関係ない」という結論に至ってます。今回の僕の論点はこの言語遅れよりも言語を二つ持つことによる、


言語間の思考回路・得意・不得意に違いがある!


ことについてお話をさせて頂きます。繰り返しますが、あくまで一意見です。ただ、「バイリンガル環境で子育てを考えている方の一意見になれば幸いです。」

少し、惹きつけるために大きく書きましたが、僕自身は実は完璧なバイリンガルではなく、小学生までは日本で暮らしていたので、母国語が日本語、第二ヶ国語が英語の感覚に近いです。

ただ読解力や思考力を鍛える、小学校低学年をインターナショナルスクールで通ったため少しは参考になると思います。


ディベート(意見)をする際は英語が得意


周りの空気を読むのは日本語が得意



自分でも不思議な感覚ですが、英語と日本語、扱う言語で自分の立ち振る舞いが若干変わることがあります。論じるという点でいうと、圧倒的に英語の方が得意です。日本語を扱う際は、質問をするのも気が引けます。

あくまで感覚ですが、「英語を喋る自分」は生活の中で数多くの意見や質問をしてきたのに対し、「日本語を扱う自分」は周りの空気を読むのに特化し、自分の意見よりも空間の立ち回りにコミットしていた気がします。

先日、英語と日本語では使っている言語野が異なるとお話ししました。

この点でいうと、同時にアクティベートしている脳の他部位も異なるんではないかなと勝手に考えています。

つまり、まとめると「バイリンガル環境によって思考のプロセスが二つ生まれる」そんな感じがしています。

以前、PwCコンサルティング合同会社の方が、大学に就職案内でいらっしゃったことがあるのですが、その会社の統計(あくまで自己算出?)では、バイリンガルの方は思考速度がモノリンガル(1言語利用者)に比べて遅いという結果を表示していました。

この結果を見たときに、僕自身は「ああ!なるほどな!そんな気はする」って思いました。考え方が2通りあるといいますか。

ただ、ディスカッション時に使っている言語が思考の優先を担っているので、一概に遅くなるとは言えませんが、言語同士がぶつかると考えが遅くなる気もします。

同じ感覚の方はいますかね?
ぜひいらしたらコメントで意見が欲しいです。
他には


英語の方が人と仲良くなるスキルが高い



これも経験の話ですが、初対面の人と会う頻度の多い英語の方が人と仲良くなる速度が圧倒的に早い気がします。

それは文化的な理由じゃないの?

もちろん、日本人がシャイな(警戒心の強い)方が多いのもありますが、英語を喋る感覚で日本人の方と喋る意識をすると大抵打ち解けるのが早いです。これも、言語を扱っているときにどんな経験を積んだかに依存している気がします。

面白いのが段々その違いに気づいて、意識すると英語で喋る際に「日本語を喋る自分」を出したり、その反対も出来たりします。完璧ではないですが。

このように、バイリンガル環境で子育てをした場合(特に僕のような成長過程(母国語→外国環境))に思考プロセスが2種類(もしくはそれ以上)できる場合があることを 感覚として お伝えできればと思いました。

この少しでもブログが参考になった方、
ぜひ「イイネ」の方、よろしくお願いします。

ワタコーでした!

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