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世代交代をどうスムーズに進めるのか【早水電機工業×組織デザイン】2022年度最終報告から

 同社では「人のやらないことをやる」をモットーに、電気工事を主体に事業を手掛けてきました。最近では、メガソーラーの設置、ガラスとソーラーを組み合わせた歩道の設置、LEDを使った高速道路の渋滞緩和誘導など、脱炭素に関わる多くの事業機会を有しています。

 社員は25名おり、その中でも8名いる60代のメンバーが中心になって事業を広げてきました。3年後にはこれらの主力社員が引退してしまうため、ベテラン社員が築いてきた人のつながりをどう引き継いでいくかが課題となっています。そこで持続可能な営業体制の構築を目指し、昨年9月からベテラン(60代)と若手(40、50代)社員がペアになって顧客を訪問する活動を行い、その過程で新たな受注契約を獲得しています。

「現在は単発の契約が多く、今後顧客との関係づくりを進めていく中でいかに継続受注へとつなげていくことがテーマ」と語ります。23年4月には、50代の社員をリーダーとなって引っ張っていく組織へと変更を図ります。

 また、若手中心の会議を月1回開催することで主体性を促し、ソーラー発電ができる歩道、歩きながら充電できる歩道などを提案し、脱炭素社会への貢献を目指しています。

2023年参加申込は7/14(金)迄です。

ご質問などあれば下記まで!

wonders@kobe-np.co.jp

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