記事一覧
神戸の野鳥note について
神戸を中心に、野鳥を楽しむための様々な情報をお届けします。
観察の仕方、写真の撮り方、観察レポート、神戸の野鳥のデータ etc. …
さあ、いっしょにフィールドへ鳥たちに会いにいきましょう。
まずは自己紹介など…
神戸を中心に野鳥を見続けて気が付けば30年。
日本野鳥の会ひょうごで探鳥会リーダーをしたり、神戸市の野鳥の生態の調査をしたり、野鳥写真を撮影したり、鳥を通して自然を楽しみ、そ
六甲山の高標高地でのみ繁殖するミソサザイ
神戸市では、ミソサザイの多くは冬期、森の中の流れ沿いにいる冬鳥
ただ六甲山の標高の高いところでは繁殖する個体もいます
カブトムシとどっちが大きいの‥と考えてしまうくらい小さな鳥です
ミソサザイ 2024/05/11 神戸市灘区六甲山町
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
コサメビタキ巣づくり中
コサメビタキは4月上中旬に渡来する夏鳥
ゴールデンウィーク頃に巣材運び、巣づくりをしているのをよく見ます
マツの高いところで巣づくりは後半戦
お腹を押し当てて丸い産座をつくっていました
コサメビタキ 2024/05/05 神戸市北区山田町
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
神戸の野鳥 05月~06月の見どころ
この季節、ぜひ見ておきたいものを中心に紹介します。
ゴールデンウィーク前後はバードウォッチングには最高の時期。人があふれる行楽地に行くより、近くのフィールドで存分に楽しみましょう。
■夏鳥の渡来は続く
5月上旬は、夏鳥渡来のベストの時期。神戸で繁殖はしない種もどこに現れるかわからない、本当に楽しめる時期といえます。
コルリ、サンコウチョウ、アカハラ、クロツグミ、エゾムシクイ、カッコウ…楽
コガモの中にシマアジ【あとで判明!】
鳥見の最後に西区岩岡町の野池をのぞく
広い池のはるか遠くに10羽足らずの小さいカモ
双眼鏡で見てもいまひとつわからない
サイズ感はコガモか
撮ってみたらやっぱりコガモ
で、帰ってよく見たら何とシマアジが混ざっている
よく見ないといけませんねー
シマアジ 2024/05/04 神戸市西区岩岡町
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【舞子墓園】渡り鳥を楽しむ
墓地ですが里山的な要素も併せ持つ舞子墓園
この季節、渡り鳥たちを楽しむことができます
写真以外にもエゾムシクイ、キビタキがさえずっていました
2024/05/04 神戸市垂水区舞子陵
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
西区の田園にチュウサギ渡来
この時期、西区の田園にチュウサギがみられるようになります
神戸市では夏鳥、全国的に少なくなったといわれますが、ここでは普通です
ダイサギ、コサギに比べ、乾いたところが好きで水田よりも畑にいることの方が多いサギです
少なくなったといえば「アマサギ」で、チュウサギよりも危機的ではないでしょうか
チュウサギ 2024/04/28 神戸市西区神出町
Canon EOS R7 RF100-500mm F4
【再度公園】アオバトを見つけるには
やや曇った明るくない朝
響くアオバトの声‥鳥とは思えない不思議な声だといつも感じます
姿はなかなか見えないことが多いのですが、遠くの枯れ木の上に違和感
よくよく見てみるとアオバトです
おーこんなオープンなところにとまっているとは
早朝のあまり明るくない時間帯や曇天、雨天のときなどによく声を聞いたり、目立つところにとまっていることが多いようです
そういったタイミングでは遠くの枯れ木にアオバトがとま
【再度公園】ムギマキがいる
マツの樹冠を見上げるとちょこまか追いかけあう2羽の小鳥
双眼鏡をのぞくと胸がオレンジ、でもヤマガラやアトリより小さい
慌てて撮影、確認すると「ムギマキ」だ
すぐ見失ってそれっきり
さえずってくれると目立つんですけどねー
春のムギマキは珍しいです
ムギマキ♂若 2024/04/29 神戸市北区山田町_再度公園
Canon EOS R7 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
春の再度山南麓
大師道~二本松林道~有馬街道とスタッフで歩いてきました
思ったよりオオルリは少なめでしたが堪能できました
バードウォッチングのベストシーズンです
2024/04/27 神戸市中央区
Canon EOS R50 RF100-400mm F5.6-8 IS USM