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発達支援の専門家であるぼくが、子育てや育児で大切にしている想い

この記事は1,490文字あります。個人差はありますが、2分〜3分でお読みいただけます。

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わが子の全てを理解することはできない?

ぼくには二人の子どもがいますので、いわゆる子育て真っ只中の世代です。自分で言うのもなんですが…、子どもとの時間はとっている方だと思います。子どもが体調を崩せば仕事の調整もしなければならないし、その都度色々な方々にご迷惑もおかけしています。それでも、もちろん妻の方が圧倒的に子育てはエネルギーを注いでくれているので、感謝しています(フルタイムの共働きなので、妻にはたくさんの負担もかけていると思います)。

いつも偉そうに、専門家ぶって話をしているぼくですが、普段は、よくいる親の一人です。「穏やかに」と人には言っておきながら、自分だってイライラすることはあります。

「宿題終わった!?」
「お菓子のゴミ捨てて!」
「いつまでゲームやってるの!」
「ほら!もう寝るよ!」

こんなやりとりをしながら、時には「もう!」と思うことだってあるわけです。

子育ては楽しいことばかりではありません。時に、疲れたり、自信をなくしたりすることもあるかもしれません。悩み、イライラすることだってあるかもしれません。

でも、それは自然なことなんじゃないかと思います。
我が子の全てを正確に理解し、応じられる親はいるのでしょうか。

ぼくは子どもの発達を専門(仕事)にしていますが、難しいです。よく、「先生は専門家だから、子育てのことで悩むことはないでしょ?」と言われることがあります。そんなことはありません。ぼくも「あー、失敗したな」「あんなこと言わなきゃよかった」「ふぅ、疲れた」と思い、子どもたちの寝顔を見ながら「さっきはごめんね」と呟く、一人の親です。

正解を探そうとしない

子育てや育児に「正解」はないとうのが、ぼくの考えです。ですから、正解を探そうとすること自体、周囲が親御さんを追い込んだり、親御さん自身が自分で自分を追い込んだりしてしまうかもしれません。

ぼくらは自分の経験からものごとを話します。例えば、「うちの子どもは〇〇だから、きっと△△だよ」みたいな感じ、我が子を基準に考えてしまうなどです。これが正しいこともあるかもしれません。でも、ぼくらが意識しておいた方がいいことは、「その子どものことしか知らないということ」です。

昨日の記事にも書きましたが、子どもはそれぞれ違います。だからこそ、一人の子どもの対応を、それ以外の子どもに当てはめるのは慎重に考えても良いのではないでしょうか。

難しいことは重々承知していますし、理想論だと思われる方もおられると思いますが、どの子どもにもユニークな面があり、そのユニークさに合わせた関わりが必要なんだというように発想を転換することが大切ではないでしょうか。

子育てに「正解はない」と書きましたが、「不正解」はあるかもしれません。「子どものユニークさを認めない、一律な対応」や「ネグレクト」などがそれにあたるかもしれません。だけれども、そうしたくてしているわけではないこと、批判するだけではなく、親子ともに苦しく、サポートが必要な状況になっているんだという視点も持ってみることも必要です。

ぼくがこれらをできているとは思っていません。でも、発想にないことはそもそもできません。だからこそ、まずは視点を持ってみることがスタート、そんな風に思ったのでした。

今日の記事は以上になりますので、参考になれば幸いです。補足はVoicyで話をしますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!それでは!

佐々木康栄

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佐々木康栄

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