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オーストラリアの生活費を大公開!

シドニーの生活費高すぎじゃないですか?
と最近思いまして。

僕は家計簿とか全然つけてない意識低い系オーストラリア永住者なんですけど、今回の記事では1か月の生活費を計算してシドニー生活はどのくらいお金がかかるのか公開していきたいと思います。
オーストラリアへの留学やワーホリでの渡航の参考になればうれしいです。

この記事はYouTubeに投稿した動画のnoteバージョンです。


オーストラリアの生活費

家賃

まずは家賃から。

これはさすがに家計簿をつけていない僕でも把握してます。
今住んでるところがセントラルという大きい駅の近くなんですけど。
いわゆるシティと呼ばれるエリアですね。ちょっとはずれてはいるんですけど。そこの1ベッドルーム(リビングプラス寝室が1つ、日本でいうところの1LDK)を賃貸で借りてます。ここの家賃が週530ドルです。

オーストラリアは家賃を週ごとに計算することが多いです。払うのは2週間ごとというところが多いと思います。

今の家はコロナ全盛期の2020年くらいから住み始めました。
最初はコロナの影響もあって家賃が週445ドルだったんですけど、2023年から週530ドルに値上げされました。週85ドルの値上げ
月に換算すると約340ドルの値上げです。これはかなりきつい。

しかし、同じような条件の部屋を不動産のサイトで調べてみるともっと高いのです。85ドル値上げしてもまだ相場よりは安いみたいです。

コロナが明けた頃からオーストラリアには留学生がたくさん来ていて部屋の供給が追い付いていない状態です。新しい部屋を探すのが大変そうだったので、泣く泣く値上げを受け入れて住み続けることにしました。
今家探しは本当に大変です。

僕はパートナーと2人で住んでるんで僕が払う分は週530ドルの半分の265ドルです。わかりやすく1か月を4週分ということにすると1人1060ドル払っていることになりますね。高い。
ちなみに我が家では生活費はほぼ完全に折半しています。

光熱費

次は光熱費をみていきましょう。

シェアハウスに住んでいたら光熱費は家賃に含まれてることが多いのです、自分で部屋を借りると光熱費も払うことになります。当たり前ですけど。ただ、うちの場合は水道代が無料です。建物が古すぎて部屋ごとにどれくらい使っているか測定できないらしいです。
不動産屋に聞くと、そういうマンションは結構あると言ってました。

そのため僕が払っているのは電気代とガス代のみです。
オーストラリアには電気ガスの会社がたくさんあって、会社ごとに料金が微妙に違います。
これは携帯の会社のような感じでドコモやソフトバンクの光熱費バージョンがあるイメージです。自分で契約する会社を選ぶことができます。

料金なんですが、光熱費は請求が3か月ごとにきます。これがとてもわかりづらい。毎月の請求にしてくれたらいいのに。
電気代が直近の3か月で164ドル、ガス代が167ドルでした。

1か月にするとどちらも約55ドルくらいです。2人で払ってるので1人分だと30ドルいかないくらい。
これは日本とあまり変わらないか、日本よりも安い可能性がありますね。
使用料は日本にいるときと変わらないと思います。とくに節電をこころがけているということもないし、かといって電気をつけっぱなしにすることもありません。

料金は数年で少しずつ高くなっている印象があります。住み始めたころはもっと安かったと思います。
しかしガスと電気あわせて1人60ドル弱というのはオーストラリアの物価を考えると安いのかもしれません。

ネット代

次はネット代です。
ネットはスマホの回線と家のインターネット回線の2つを契約しています。
どちらもボーダフォンを使っています。2回線契約すると15ドル安くなるプランがあったので。

料金は2つ合わせて105ドルです。
スマホが40ドルで、家のネット回線が80ドル。そこから15ドルが割引されてトータルが105ドルです。

今回料金チェックして思ったんですが、スマホが40ドルで45ギガ使えるんですよね。そんないらないなと思いました。実際の使用料が15から20ギガくらいみたいなので、もっと安いものを探してみてもいいかもしれないです。

ボーダフォンはオーストラリアではあまり人気のない会社ですが、なぜボーダフォンなのかというと2019年くらい、僕が契約したときにキャンペーンで35ドルで35ギガ使えるというものをやっていました。
さらにパートナーの知り合いがボーダフォンショップで働いていてさらに安くしてくれるということになって、料金が32ドルになりました。
それはものすごく安いなと思って契約しました。
ネット回線は別の会社のものを使っていたんですが値上げされたのでそのタイミングでボーダフォンにまとめてしまいました。

スマホの料金は2022年あたりに値上げされて、その代わりに使える量も増えました。
他の会社を探すのも面倒だと思って値上げ後もボーダフォンを使い続けています。

ということでスマホが40ドル、ネットが80ドル、割引で65ドルです。家の回線は折半なので僕が払うのは半分の30ドル強ってことですね。
合わせて70ドル強ということになります。

交通費

次は交通費です。
僕は週5日電車通勤しているんですが、家から会社の往復で8ドルかかります。5日間なので週40ドル通勤でかかっています。週末にでかけたら週の交通費は50ドルくらいになりますね。
1か月で考えると200ドルくらいです。結構高い。

電車の料金は最近ルールが変わりました。
前までは週末がちょっと安くなっていたのですが、変わってから割引がなくなりました。ルールがころころ変わるので把握しきれません。

オーストラリアでは会社から交通費が支給されないので全額自分で払うことになります。

サブスク

サブスクはYouTube PremiumとNetflix、あとは写真が趣味なのでAdobeのPhotoshopとLightroomが使えるプランを使っています。

YouTube Premiumが月16.99ドル。
これは広告見たくないというのもあるんですが、Premiumを契約することでYouTube Musicをバックグラウンド再生で使えるのがいいんですよね。
SpotifyやApple Musicという選択肢もありますが、オーストラリアでアカウントを作ると邦楽が聞けないことが多いです。
それがつらいので邦楽が聞けるYouTube Musicは嬉しいですね。

Netflixも月16.99ドル。
これは英語学習用に映画、ドラマを見ようと思って契約してるんですが、あまりみれていません。
時間がないことと、面白い動画を探すのが大変なのがあまり見ない理由です。解約しようかなと思っています。

AdobeのPhotoshopプランが月14ドル。
写真の現像したり、YouTube用にサムネ画像を作ったりするので絶対必要です。

この3つをトータルすると月に約48ドルです。

食費

最後に食費を見ていきます。
僕は朝食は大体ヨーグルトとかですませいて、平日の職場で食べる昼食も面倒なのでヨーグルト、フルーツ、ナッツなどでだいたいすませています。
夜と週末の昼は外食とテイクアウェイが多いですね。
料理をするのは週に2,3回くらいです。

よく食べるのはテイクアウェイだとSuhiHubという寿司屋や、Taste of Choという台湾系の弁当屋でよく買います。
それから近くにRibs & Burgersというチェーンのハンバーガー屋があるのでそこでもよく買います。

外食だとラーメン屋(昔バイトしてたのでそこに行ったりとか)や中華街が近くにあるので中華料理、あとはタイ料理が多いです。
安い店を探して、いい店がみつかったらその安い店に通いつめるということをしています。
安い店を見つけても物価が常に上昇しているので値上げされてしまうことが結構あります。それで行かなくなってしまった店もかなりあります。

という感じの食生活なんですが、2人で大体1800ドルから2000ドルくらいです。
月によって変わりますが平均するとそのくらいです。1人あたり900ドルから1000ドルですね。1日にすると約30ドル。
考えてみるとそのくらい使っている感じはしますね。
1日30ドルならシドニーの物価では割と優秀なのではないかと思います。
カフェで食べたら1食でそれくらいしますし、パブでお酒を飲めばもっとお金がかかります。

自炊を増やせば安く抑えられる可能性はありますが、料理する時間や買い物の手間を考えると今はちょっとむずかしいかもしれません。

合計金額

ここまでで1か月にかかる費用算出してきました。
これら合計すると1か月の生活費はだいたい2450ドルです。
高い。

これは絶対にかかる費用を計算したもので、プラスで生活雑貨や趣味で使うものを買うので月の出費はもう少し高くなります。
それをふまえて月のトータルの出費はだいたい3000ドルくらい。
平均するとそのくらいになります。
かなり使ってる感じがしますが、一応貯金もできているので生活はできなくもないかなとう感じ。
物価が高いぶん給料も高いのでなんとかなるといったところでしょうか。

終わりに

今回はシドニーでの生活費を計算してみました。
なんとなくこれくらい使ってるんだろうなという感覚はありましたが、実際に数字として出してみるとやっぱりショックが大きいです。
節約できるところはしていきたいですが、なかなか難しいですね。

この記事がオーストラリア移住や留学を考えている人の参考になればうれしいです。ご覧いただきありがとうございました。

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