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「短歌」のへや

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短歌にかんする書評やエッセイなどのマガジンです。
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記事一覧

存在「感」について|【書評】郡司和斗「遠い感」

 これは、郡司和斗が短歌研究新人賞を受賞した連作「ルーズリーフを空へと放つ」におさめられ…

KOHEYA Ryutaro
7か月前
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短歌研究四賞授賞式のこと(ひとりの「転校生」の話)

 今朝は6時ごろに子どもの泣き声で目を覚まし、妻がおむつを変えているあいだにじぶんはミル…

KOHEYA Ryutaro
7か月前
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そうだバンザイ生まれてバンザイ|【書評】俵万智「プーさんの鼻」

 わたしには、もうすぐ5か月になる息子がいて、そうすると、実用的な育児本だけでなく、子育…

KOHEYA Ryutaro
9か月前
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清らかで孤独ないばら道|【書評】枡野浩一「毎日のように手紙は来るけれどあなた以外…

 率直にいって、枡野浩一という歌人について、わたしが漠然ともっていたイメージ(もとい偏見…

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現実の「向こう側」へ―書評『水中で口笛』工藤玲音

 さいきん、神保町や御茶ノ水界隈の書店で、この歌集が平づみにされているのをよく見かけます…

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反散文と反短歌、その先にある「詩」について|【書評】千種創一「砂丘律」

 歌人であり詩人でもある千種創一の第一歌集が、今月、筑摩書房より文庫となって刊行されまし…

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