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パフォーマンスを高める方法とは?(4)

どうも、こんばんは!こすけんです!!

  NPBではそろそろ2月のキャンプも進んでいますね。
 この夏、甲子園や全日本で活躍した大阪桐蔭の松尾選手は、高卒1年目で1軍捕手としてキャンプ入りするのはもの凄いことと思います。
(もっとも、そもそも捕手でなく野手で使われると予想していたので意外でしたが笑)

 高校野球でも選抜の出場校が決定し、いよいよシーズンになったなという感じがしてきました!ちなみに僕の母校も出場していますので、楽しみに経過を見たいと思ってます。
 僕自身も先日から練習が再開し、いよいよ今年も始まったなという感じで、トレーニングに野球に励んでいきたいと思います!!



 さて、先日は特異的トレーニングで考えるべき5つの要素のうち、筋活動の様式について解説しました。

ここで再度5つの要素を振り返っておきましょう。

1. 運動の状況と筋活動における類似性
2. スポーツにおける四肢の動きとの類似性
3. スポーツ中に使われる主なエネルギー系との類似性
4. スポーツ中に得られる感覚的情報との類似性
5. スポーツにおける動作の結果との類似性

 スポーツにおける四肢の動きと類似性とはその名の通りではありますが、投げる速度を上げたり、バッティングの回転を速くしたり、サッカーで蹴るスピードを速くしたりするには、それに似た腕や脚の動きを取り入れる必要があるということです。

そのまんまですね!笑

 投げる動作の肩より先(肩~腕~手)を見た場合、まずオーバースローを例に考えると、腕を下げた位置で振る練習をするより、耳の横くらいを腕が通るような位置で、腕を振る練習をした方がより効果がありそうなのは、なんとなくわかりますか?


 脚から体幹を伝わり、肩を通って指先に力をしっかり伝えるためには、肩甲骨周りの筋肉を鍛えて安定させる必要があります。しかし、これも投球に類似させた位置、つまり腕を挙げた位置で肩甲骨の安定化を図るようなトレーニングをする必要があります。



 よくボディビルダーの筋肉を例に「使える筋肉」「使えない筋肉」どっちなんだい!!論争が巻き起こります。スポーツのパフォーマンスアップを効果的に行うためには、筋肉を肥大させたり筋力をつけるだけではなく、各スポーツの動きに類似した四肢の動きの中で筋力を発揮できるようにしないといけないわけですね!!!なんとなくわかりますか?


 ちなみにボディビルダーやフィジーカーの筋肉が「使える」「使えない」のどっちかというと、「使える」筋肉なわけですね。


 これは僕の友人のボディビルダーが言っていましたが、ボディビルやフィジークもいわゆる「スポーツ」であり競技なわけですね。だから、そのスポーツの中で肥大した筋肉が評価対象であるなら、それは使えていると考えられるわけです。だれもスプリントしたり、ボールを投げたりするために鍛えているわけではないので、そういう意味では「使えない筋肉」というのは的外れな感じがしますよね!!


 話は少し反れましたが、あとはバッティングを例にしていうと、バッティングで大事なのはいかに腹斜筋を速く収縮させるかなので、床に寝そべって上体起こしでゆっくり腹斜筋を鍛えたり、レッグレイズを捻って行ったりしても、筋肉自体は鍛えられますが、立って素早く体幹を回転させて収縮を行うという動きには程遠いですよね。

 つまりはそういうことです!!

 2~5番までは一気に書いてしまおうと思っていましたが、思いのほか長くなってしまいました。ですので3以降はまた次回に解説したいと思います。


 ありがとうございました!次回もお楽しみに!

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