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車椅子と人混みは相性が悪いので早め早めに行動した結果

「桜、咲いていないね」
「うーん、早すぎたかー」

子供たちと桜の名所にやってきたものの、桜は全く咲いていなかったです。

お花見の人混みを避けようとして、早めに桜を見に来たのですが。
それにしても早すぎました。

桜の蕾を見て、
「桜、咲いてないね」という子供達に、
「うーん、早すぎたかー」と返すしかない。

車をとめた無料駐車場入り口には、
「桜まつりは来週へ延期します」
とペラペラの板に、ペラペラの紙が貼ってありました。


我が家の息子は、脊髄髄膜瘤という病気で生まれたので、車椅子で生活をしています。

息子が小学校の春休みにはいったので、春休み中にどこか行きたいところはありますか?と聞いたところ。

「桜を見に行きたい」
というリクエストがありました。

なので、家から車で1時間半ほどかけて山の方向へ行き。山の中にある桜の名所へ来たのですが。
桜はまさかの0分咲き。

家の近所では、満開とは行かなくても、8分くらいは咲いていたので。どこに行っても、ちょっとくらいは咲いているはずとたかをくくってましたが。

山の気候を侮ってはいけない。

といっても、桜の開花に関わらず、早めに桜を見に行ったのには訳がありまして。

とにかく、人混みを避けたかったんですよね。

前述したとおり、我が家には車椅子の息子がいるのですが、車椅子と人混みとは相性がとても悪いです。

車椅子と人混みが相性が悪いというのは、人で混雑していると、車椅子が進めないというものあるんですが。

混雑していると、車椅子から視界が遮られるんですよね。
車椅子は常に座った状態なので、視線が常に身長100センチの世界なんですよ。

なので、せっかく桜を見に来たのに、
「人のお腹しか見えなかった」
となりかねない。

というわけで、子供たちと早めに桜の名所に来てみたのですが。

まさかの0分咲きでして。
桜の蕾しかない。

ですが、人混みを避けて早すぎるほど早くお花見したことで。花見客用の無料駐車場には車が数台しかなく、駐車場で車のドアを開けっぴろげて、車椅子を出すこともなんの問題もなくできましたし。

桜の木の下でお花見をしている人はゼロで、歩いている人が数人いるだけでしたので。

車椅子で見回るのには、何にも困らなかったんですよね。
(ただし、凸凹道で車椅子を押すのが大変だった)

そんななか、子供たちは、花見客のために来ていたキッチンカーでリンゴジュース500円を飲み。
つくしを見たり、桜以外の花を見たりしていましたので、これはこれで楽しんでいたようでした。

たぶん、翌週には、桜が咲き始めるので、駐車場が混雑していると、車椅子を出すのにも狭いスペースしかないかもしれないし。
人で混雑していると、車椅子の息子からは、桜が見えないかもしれないんですよね。

まあ、かなり早すぎではありましたが、早めに桜の名所を訪れたことは、結果的にはよかったです。

で、桜を見に行ったあとに残されたのは、、、

タイヤに泥がつきまくった車椅子でして。
山道などにある土のぬかるみを歩くと、べっとりと車椅子のタイヤに泥がつくんですよね。

それをゴシゴシと拭くのも今のところは親の仕事です。

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