見出し画像

#3_思い込みが激しい人は、話をねじ曲げる

「心のストレッチルーム」前田泰章です。

今回は、「思い込みが激しい人は、話をねじ曲げる」について、お話をしたいと思います。

話をしている途中で、こちらの言葉を遮って、「わかる!わかる!」と、相槌を打ってくるような人いませんか?

話しを途中まで聞いて、勝手にその後のストーリーを理解したつもりになっているのでしょう。
思い込みで、会話を進めていってしまう人によく見られる特徴です。

当然、相手が話したかった話の展開が、その人の想像通りだとは限りません。

むしろ、話がズレているケースがほとんどだと思います。

こうした話の聞き方は、話をねじ曲げてしまったり、誤解のもとになるため、上手な聞き方だとは言えません。

話を遮ってしまっていることを、本人が自覚しているケースもありますが、多くの場合、本人が気づかずに行っていることもあるため、厄介です。

当人は、話がわかるヤツ、あるいは頭の回転が速いと思っているかもしれません。

話を聞いているうちに、いままでの人生経験から、きっとこういう展開になるだろうと悪気もなく判断しているのです。

会話のペースが自分とは違うため、相手の話が終わるまで待つことができずに、そのような行動に出てしまってるのかもしれません。

こうした話の聞き方をしていると、当然、相手にはきちんと話を聞いてくれないといった「不満」がたまっていきます。

そして、本当はもっと違う内容の話をしたかったのに・・・と、悩みを打ち明ける気持ちも失せてしまいます。

たとえば、「私がそう思っているんだから、相手もそう思っているに違いない」。
つまり、「自分の考えを相手は常に理解すべきだ!」といった思い込みが強すぎると、少しでも話の内容が自分の思うような流れにならないと、口をはさみたくなります。

自分の考えがすべてなので、相手の考えはどうでもいいわけです。結果的に話を聞くのが下手になります。

思い込みが激しい人との会話は端から見ていると、話が盛り上がっているケースもあり、会話がきちんと成立しているように見えることもあります。

しかし、それは、表層的なコミュニケーションをしているにすぎません。

こうした思い込みが激しい人と深いところで分かりあうことは、難しいでしょう。

そのような人と付き合っていくのは大変なことですが、そういう人なんだと割り切って、表面上だけの付き合いにしておくのも、人間関係をラクにするコツでもあります。

仲良くするだけが人間関係の改善ではないですからね。
(前田泰章)

心のストレッチルームでは、話を聴くだけではない「問題解決型カウンセリング」をおこなっています。
▼ご関心のある方は以下サイトをご覧くださいませ。

心のストレッチルームHPより

投稿が少しでも良いと感じたら、スキとフォローをお待ちしています。投稿を続ける活力になりますので!(^^)!

共感してくれた方の投稿も読みたいので、フォローさせていただくこともあります。お気軽にコメントもしてくださいね(#^.^#)


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?