応募がない求人広告をレンアイに喩えると...
コミュニケーションをデザインすることをもうちょっと意識した方がいい。というと難しいけどレンアイに喩えると当たり前な話。
今日は先にレンアイに喩えます。
当たり前だけど恋愛の場合、初対面では自己紹介というか、名前や職業や年齢や出身など自分や相手の背景を知り合う時間があるはずです。
もしくは何となく気になる相手として認識はしていたけど、初めてしっかり話した時に、そういう話をしたり聞いたりしているはず。
んでもって、
「えー!〇〇さんって沖縄の人だと思ってたー!」とか
「あれ?僕の方が年上かな…と思ってたら逆でしたねw」とか
誤解やギャップがあったりして、
そこから興味深いところがあれば、もっと知りたいと思って次回も会う。まぁ、それが恋の始まりというやつでしょう。
ところがどっこい。
応募がない求人広告を見ていると、その多くが自己紹介がそもそもありません。
読んでいる方、求職者からしてみると
「で?そもそも誰やねん。」
と思うような求人ばかりです。
読谷村とうるま市で20年前から4店舗経営している地元の美容室です。
とか
発電機などの大型設備の修理メンテナンスを50年前から引き受けている知られていないけどみんなの暮らしを支えている会社ええす。
とか。
自己紹介が必要。こういうことを伝えずに
「健康経営宣言取得しました!」とか
「SDGsに取り組んでいます!」とか
求人に書いて、応募が来ると思っている人は
マッチングアプリのプロフィール欄に、
「ジムに通い始めました!」
「昨日、ビーチクリーンに行きました!」
とかだけ書いてあるようなもんです。
ね。的外れでしょ?
採用とは、これから長い時間ともに過ごす人を求める行為です。
初対面は初対面なりの自己紹介。
初デートは初デート。
告白は告白。
日々の愛情表現は、日々の愛情表現。
それぞれコミュニケーションをデザインしていかないと、効果ないどころか嫌われる要因にすらなります。
現場からは以上でーす。
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