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初心者から学べるクロール①

そもそも、みなさんCRAWL(クロール)の意味をご存知ですか?
這う、腹這うの意味があります。
水泳は、クロールを含め、バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎの4泳法があり、
その中で、一番早く泳げるのがクロールになります。
クロールは推進力は、70〜80パーセントは、腕のストロークから得られ、
残りはキックによるものです。
クロールのイメージは、下向きになってバタ足しているイメージがありますが、
上記で述べた、腕のストロークより推進力が得られているため、
下向きというより、左右横向きにローリングさせながら泳ぐ所を重要視
しないといけません。
つまり、ローリングを使いながら這うような泳ぎを身につける事が大事になります。

クロールに限らず、水泳の練習は、がむしゃらにするのではなく、しっかりとした目的と内容を決めて取り組むことがとても重要です。ドリルを通して、一つ一つの動作を確認し、技術を高めると同時に、身体能力を高める練習も大切です。その為には、どの部分のトレーニングをするのかを、明確に理解しておくことも大切です。水の抵抗が負荷となるため、100mの泳ぎの中で、様々な身体能力が要求されます。

例)100mの場合 トレーニングの詳細説明は後ほど
  場面        能力          トレーニング名
スタート・ターン  スプリント能力     レジスタンストレーニング
スイム①      エネルギー代謝能力   ATトレーンング※1
スイム②      全身持久力       VO2MAXトレーニング※2
スイム③      耐乳酸能力       耐乳酸トレーニング
※1 体内で乳酸が分解されずに蓄積され始めるあたりの負荷で行うトレーニング
※2加速的に乳酸が蓄積を始めるところで行うトレーニング。最大酸素摂取量を増加させる事が目的

他の泳法でも大事ですが、連動した動きを意識する事、見る事が大事になります、
次からは、クロールの中身を細かく分けて説明したいと思います。

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