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初心者から学べるクロール②

今回はクロールに関する一連の動きについて解説してきたいと思います

クロールのイメージは、足をバタバタと動かし、左右の手を回しながら進む様な感じだと思います。ただ、この動きを適当に行っても、進みませんし、早くもなりません。私も学生時代は、がむしゃらに動かしていたように思いますが、それなりに、早い選手の動きを真似てみたり、監督に聞いたり、本を読んだりしていました。それでも、どちらかというとがむしゃらに動かしていたかな(笑)今だと、考えて泳ぐことがいかに大事だったかと痛感しています。

さて、本題ですが、クロールの動きを専門用語を交えながら解説していきます。
クロールの動きには、ボディーポジション、ストリームライン、キック、ストローク、息つぎ、ローリングに分けられます。更に、ストロークの中では、入水、キャッチ、フィニッシュ、リカバリーなどにも分類されます。この一連の動きで大事になってくる事が、一つ一つを独立した考え方ではなく、点と点を結んだ線として捉えながら、タイミングが大事になります。まずは、点を理解し、それをつなぎ合わせ、そこに腕と足、体のタイミングを合わせると良いかと思います。これが、難しいのですが、毎日意識して取り組めば、必ずできるようになります。

私は、仕事柄、早い選手のメンテナンスにも携わり、色々な監督やコーチの話を聞くことが多いです。その中で、感じるのは、早い選手は、沢山考え、それを自分の泳ぎに落とし込んで、良い悪いを毎日考えながらしているという事です。そして、大体速い選手が共通して行っている事が、速い選手を真似するところから始めている事です。スポーツでも仕事でも、うまくできている人を真似ることが、とても大事になります。ただ、真似る相手と自分自身が同じ骨格、筋肉のつき方、体力、姿勢、体格等で違う部分はあります。だからこそ、良い悪いを自分の体に落とし込んで泳ぎ、良いものだけを残す事をしていかなくてはいけません。ただし、これをするには、基本的な泳ぎの知識がないといけません。

詳細の説明
ボディーポジション•••水面と水底の間にある体の位置 
ストリームライン•••スタートやターン後に抵抗の少ない流線形の姿勢
キック•••ばた足 足を下げる(ダウンキック)と足を上げる(アップキック)
ストローク•••左右の手を回す回数
息つぎ•••ストロークの際に顔を上げる
ローリング•••体を回す
ストローク 入水•••手を水の中に入れる
      キャッチ•••入れた手の所の水をかく
      フィニッシュ•••体の横を最後までかく
      リカバリー•••手を水面から出し、前に持ってくる

上記の内容を踏まえ、速い選手の泳ぎをチェックし、現在の自分の泳ぎ方と擦り合わせると、良いかなと思います。文章で書くと、簡単のように思えますが、これをやっていく事が難しいです。しかし、必ず、意識して行っていると結果にはつながってきます。がむしゃらに頑張ることもとても大事ですが、それ以上に考えて頑張ることが大事ですので、是非、参考にされてください。

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