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電車移動が楽しくなる(!?)「特技」

みなさん、こんにちは。
コウノミホです。

4月になりましたね!

日本では、学校の新年度が始まり、3月決算会社にとっては新しい期がスタートし、新しい制服やスーツに身を包んだ「新人」さんたちも。
春は「新しいことがたくさん」の時期です。

折しも、今年は桜が満開。
桜も、皆さんを応援してくれているかのようですね。



電車移動が楽しくなる(!?)「特技」

今日は、私の「特技」についてお話ししたいと思います。

この「特技」は、普段、役に立つことの方が多いのですが、たまに、その特技があるが故に失敗することもあるのです。
さて、どんな「特技」だか、分かりますか?

実は・・・

電車で「もうすぐ降りる人」を見分ける能力です!

自分が疲れていて、座りたいなと思う時には、とても便利な能力ですよね。

しかし、座れるとつい居眠りをしたり、本やスマホに熱中してしまって、目的地を過ぎてしまうこと多く、これが失敗にもつながる理由です・笑

特技を言語化し、汎用化する

この特技を私が習得したのは、大学時代だと思います。

それまでよりも通学時間が長くなり、バイトなどもあって疲れることも増えて「座りたいなぁ」という気持ちが強くなった頃・・・

いつの間にか、ぱっと見で「降りそうな人」が分かるようになったのです。

しかし、「ぱっと見」では汎用性がありません。

よく考えればきちんと言語化できるのでは?と前から思っていたので、今日はそれに挑戦してみたいと思います。

ポイント1:環境・状況

まず、今乗っている電車が上り電車か、下り電車かを考えます。

最近は長く伸びている路線が多いですよね。
明確ではなくてもどちらかと言えば上りか、下りか・・・というのは分かるのではないでしょうか。

次に、沿線の駅やその雰囲気を感じ取ってみましょう。
そして、座っている人の中から、なるべく近いターミナル駅である「○○駅」に「今からの時間に」居そうな人を探します。

例えば、郊外から都心に向かう朝の上り電車であれば、エコバックなどを持ってカジュアルな服装をしている人は、早めに降りる傾向があるのではないでしょうか。
近隣のターミナル駅の商業施設でのパートに向かう主婦の方などです。
もっと分かりやすいところでは、近隣の学校の制服を着ている学生さんもいますね。

逆に、いかにも丸の内のビジネスパーソンといった風態の人は、郊外からの朝の上り電車では、なかなか降りないであろうことが想像できます。

また、夕方の地下鉄に乗っている場合、おしゃれな若者はやはり恵比寿や表参道などの駅で降りることが多いですし、マダム風の年配の女性は世田谷あたりで降りることが多いです。

そういう人を探して、前に立ってみるといいですね。

ポイント2:動作

次に、人の動作をよく見ます。

  • 浅く座っている

  • リュックを下ろさずに座っている

  • 大きな荷物なのに、床や網棚に置かずに持っている

  • スマホや本を見ていない

  • 電車が停車するたびに、振り返ったり乗り出したりして駅名を確認

  • 時計をチラチラ見る

こういった人は、早めに降りる傾向があります。
一言で言えば、「落ち着かない雰囲気を醸し出している人」でしょうか。

このような人も、要チェックです!

ポイント3:座席

さらに、座席にもポイントがあります。
遠くまで行く予定の人ほど、並んでも座りたいものですよね。
そして、多くの人は、やっぱり「はじっこ」の席が好きなものです。

となれば、始発駅に並んで座る人(=遠くまで行く人)は、はじっこやバーの横など、人気がある席に座っている可能性が高いのです。

「ちょっとそこまで」と電車に乗り込んだら偶然にも空席があったから座った、という人は、端っこではなく、真ん中に座ることになる可能性が高いです。

だから、迷ったらなるべく、端っこではなく、真ん中など、人気がなさそうな席に座っている人の前に立ってみるといいでしょう。

センスは「鍛えられる」

いかがでしょうか、何かヒントはありましたか?

宝探しのように、「すぐに降りそうな人」を探すのはとても楽しく、鍛えれば誰でも出来るようになると思いますから、ぜひ試してみてください。
「分かるようになった!」という方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

でも、いうまでもありませんが、自分に余裕があるときには、

  • 妊婦さん

  • 体調が悪そうな人

  • 年配の方

  • 小さなお子さん連れの方

など、自分よりも座席を必要とする方がいらしたら席を譲って差し上げましょうね。
私も、優先席には絶対に座らないなど、自分なりのルールを作って楽しんでいます。


春からの慣れない電車通勤・通学を、がんばっている方も多いことでしょう。

もちろん「常連」の皆々様も、乗車人数の多い4月の車両に揺られつつ…
椅子取りゲームを楽しむような余裕と優しさを持って、電車の中の周囲の方々を観察するようにしたいものですね。

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