ハンガリー料理Székelykáposztaを作る
毎度おなじみ、「食べたことないけどレシピはある外国の料理を作ってみよう」noteです。
今回は突然のハンガリー。ハンガリーも独特な食文化を築いているようですが、皆さんはハンガリー料理を食べたことはあるでしょうか。私はないのですが、ハンガリーのシチュー、グヤーシュの名前くらいは知っています。
本日のレシピ、Székelykáposzta(おそらく読み方はセーケリー・カポースタ)もこのグヤーシュの1種になるようです。
ハンガリー語はわかりませんが、セーケリーが形容詞みたいな感じで”セーケイの”、カポースタが”キャベツ”、併せて”セーケイ(民族の名前という説がありますが、セーケイさんという個人名が由来らしい)のキャベツ”になるようです。ちなみにロシア語のキャベツはкапуста(カプースタ)。ちょっと響きが似ています。
材料(4~5皿分)
・牛肉、または豚肉(シチュー用、またはかたまり肉):4~500g
・ベーコン:100~150g程度
・玉ねぎ:1個
・ザワークラウト:お肉と同程度
・パプリカパウダー:大さじ4
・水:適量
・塩、コショウ:少々
①お肉を炒める
もしかたまり肉を用意していたら、一口サイズにカットします。シチュー用のお肉の場合はそのまま。
深めのフライパン、または鍋に油を熱します。底が小さくて深いものより、底が大きくて浅いものの方が作りやすいかもしれません。
そこにお肉を投入、表面の色が変わるまで中火で炒めます。
②玉ねぎのみじん切りを追加する
まず、玉ねぎをみじん切りにします。
好みにもよりますが、こういった煮込み料理に入れる場合は、めちゃくちゃ美しく細かくみじん切りにする必要はないと思います。自分が面倒くさくない程度に頑張りましょう。
みじん切りにした玉ねぎを追加で投入。ざっくり混ぜ合わせます。あめ色になるまで炒めるとかそんな面倒なことは言いません。
次に行きましょう。
③刻んだベーコンを追加する
ベーコンも適当に細かくカット。
丁度玉ねぎから水分が出てきていい感じになっているところにベーコンを追加します。
④ザワークラウトを追加する
ところでみなさん、ザワークラウト好きですか?
私は大好きです。
ホットドッグにザワークラウト入ってたりすると手放しで喜びます。カリカリに焼いたベーコンとかボイルしたソーセージとザワークラウト……(ほわほわ
大好きなので、レシピに書いたザワークラウトの分量守りませんでした。家にあった大瓶650g全投入。
てりゃーっ!
⑤パプリカパウダーを追加する
パプリカパウダーが全体になじむように混ぜます。
ちなみにパプリカパウダー含め、パプリカはハンガリー料理においては必需品とのこと。というか、そもそもパプリカを生み出したのがハンガリーだそうです。知らなかった。
パプリカ美味しいですよね。夏になると作りたくなるラタトゥイユ……ありがとうハンガリー。
⑥水を加えて煮る
具材全体がひたひたになるくらいまで水を注ぎます。
後は2~30分程度煮れば完成。
最後に味見をして、お好みで塩コショウで味を調えます。ザワークラウトのしょっぱ酸っぱさがあるので、そのまま完成でも大丈夫。
いただきます
もしあればサワークリームやプレーンヨーグルトをかけても◎。
ザワークラウトや玉ねぎ、ベーコンと日持ちのする食材や保存食をがメインの材料になっていることからもわかるように、本当は冬に食べる料理みたいです。
でも、酸味がきいているので、夏の食欲が落ちた時期にがっつり食べてスタミナをつけるにも良い料理だと思います。
すっぱうまーーーい!!!
コロナ禍で気軽に旅行に行けるのはいつになるやら、な今日この頃。行ったことのない国の、食べたことのない料理でも作って、異国気分を味わってみてください。
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