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いろんな心配が止まらなくなったら

先日、中3長男のサッカー部最後の試合が終わりました。息子よ、3年間お疲れ様👏👏

本来、
7月の引退試合で多くの子は部活を引退します。ただ残りたい人は9月の今回の試合までは3年生も参加できるということで、長男は迷わず、部活を続けました。

なぜかというと、
7月の本来の引退試合の時、長男的には不完全燃焼だったんです。

部活で思わぬケガをする

中3になってすぐの春、部活中に長男は足にけがをして、2か月ほどサッカーの練習にも参加できませんでした。

その時は手術するほどの結構なケガだったので本人が一番悔しい思いをしたと思います。

でも今思えば当事者の長男よりも、
母親のわたしの方が色んな事を心配し、
考えすぎていました。

やれ、
引退試合に向けて頑張っていたのに可哀想に‥‥とか
たまたまの事故だけど接触してけがをさせた友達との関係はどうなるのか‥‥とか
自暴自棄にならないかな‥‥とか
そもそもこの事故は防げなかったのか‥‥とか

子供の前では普通に明るくしていましたが
心の中では、ケガした事で色々困ることが起こるかもしれないと
ネガティブな想像ばかりしていました。
.

心配や不安が出てきた時にした事

心配や不安の渦中にいる時は
ほんとに次から次へと要らぬ思考が湧いてきます。そしてそれが本当に起こるかのように錯覚してしまいます。

そんな時に私がやった事がいくつかありました。

◉ひたすら今の感情を書き出す。

どんなに嫌な感情や腹黒い事が浮かんでもジャッジせずにひたすら書き出しました。

息子や周りがどうかじゃなく、今わたしがどう思っているかをひたすら書き出していくと、ふっと別の視点が見えてきたり。
不思議と気持ちが楽になりました。

◉1人ドライブで車の中でぶちまける

不安になって自分が弱々しくなってるなと気づいたら窓を閉めて思いっきり叫んでいました。
ネガティブな思考を吹き飛ばすイメージで全力で。

感情を出したら少し気分が楽になるので
病院に見舞いに行く道中、1人ドライブで気分を変えていました。

怪しさ全開なので
窓が閉まってるかは絶対に要チェックです💡

◉信頼できる人に話を聞いてもらう。

ママ友や周りに「最悪やわー」と愚痴は言えても本音は言えませんでした。
そんな時は、単身赴任中の夫に話を聞いてもらいました。
どんな事を思ってもただ聞いてくれる、
不安になっている時は、根拠はなくても大丈夫と自信を持って思わせてくれる存在は有難いなと思いました。

子供って意外に大人だった

色々案じて1人心配している私をよそに
当の本人は
「まぁ悔しいけど、起こったことは仕方がない。パパっと治して復活するわ」と基本、前向き。

故意ではないにしろケガをさせてしまった友達にも普通に接する長男を見て、
勝手に色々想像している私より、はるかに大人だなぁと思いました。

私が同じ立場だったら
色々ネガティブに陥ってしまいそう。
感情を切り替えられるかどうかって、
経験とか年齢とか関係ないんだなぁと感じました。


もちろん落ち込んでる時もありましたが
それでも悲観的にならず、よくなる未来を想像していた彼をすごいと思ったし、見習おうと思いました。

希望を持ってるいる人の方が、
心配モードでいる人より絶対に周りにいい影響を
与えてるはずだから。

最悪の中にギフトがある

初めての大きなケガ。
当初は最悪だと思っていましたが、
今となっては悪い事ばかりでもなかったなと思っています。

「俺、当たり前な事って、当たり前じゃないって気づいたわ」
と言う長男を見て、しんどかっただろうけど
なかなかのギフトをもらえたなと思いました。

考えると、
私は我が子が辛そうにしているのを見ると、
自分の事のように置き換えて、いつも関係のない想像ばかりで頭の中をいっぱいにしています。
これはその他のトラブルなんかでもそう。

私達のすることは、心配ではなく
全て自分やその人に何かしら
必要なことが起きている。
だから大丈夫と信じることなんだろうな。

まぁ
それがいちばん、
難しいんですよね〜。。

当の試合は1試合目で負けて引退して、
「俺、決めた!明日からまたサッカー頑張るわ!」
と受験生らしからぬセリフを残していった長男でした。

読んでいただきありがとうございました⭐︎

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