組織のマネジメントを行う管理監督者に求められる,『超』重要事項についてお話します。
地方自治体の債権管理について,『明日からできる債権回収』をテーマに,過去の研修原稿をもとにして記事を書いています。
※ヘッダー画像は記事内容とは関係ありません。みんなのフォトギャラリーからお気に入りのものを使わせていただいてます。
どうもこんにちは,まっつんです。
今日からは,「マネジメント」のお話をしたいと思います。
滞納整理を進めるにおいても,マネジメントは重要なポイントになってきます。
このお話は,行政だけにとらわれない,一般的な話になりますので,みなさんもどこかの研修で聞いたことのある内容かもしれません。
突然ですが,業務の管理監督者であるマネージャーの立場にある皆さんが,課内運営において最も重要なことは何かおわかりでしょうか?
レジュメには何々を共有と書いておりますが,これが最重要事項ですね。
これができれば,課内運営や進行管理は全く問題がないといっても過言ではありません。
答えは,これです。
「成功体験」を共有する
です。
なんやそんなことかって思うかもしれませんが,今一度ご自身を振り返ってみてください。
何らかの成果や実績を上げた担当に対して,ほめてあげることはもちろん大事ですが,その成果について部署内もしくは庁内で共有しているでしょうか?
カンタンな例を挙げると,
4月に異動してきた職員(新採でもいい)が,初めて滞納処分による差押えをしたときや,完納につながったとき,こういったときに担当者の上席として
「よくやった,ごくろうさん」
とねぎらうことに加えて,
「〇〇さんの初差押が無事に成功しました!」
と課内または係内で成果を共有してあげることで,他の職員のモチベーションに大きく影響します(かなり上昇するはずでず)。
そして,こういう環境を作るための意識,考え方なのですが,あえて意識改革といわせてもらいます。
それぞれの業務について,担当個人に投げっぱなしにするのではなく,組織でやっているんだという意識を常に持ってのぞんでください。
例えば税務課という部署であれば,その部署が一つのチームなんだという捉え方をしてください。
そして,効果的なチームワークを確立するために,マネージャーとしてあらゆる策を練り,実践していく必要があります。
そのために,必要な要素とスキルについて説明していきますが,チームワークの重要性については,皆さんもご存じのNBAのスーパースター,マイケル・ジョーダンもこんなことを言っています。
マイケル・ジョーダン 知ってますよね。ご存じない方はウィキペディアでチェックしてみてください。
彼のような世界的なスーパースターがいれば,バスケットボールは5人制なので,彼一人の活躍でチームを勝ちに導けるように思えますが,しかし,優勝(ナンバーワン)を勝ち取るためにはチームワークが欠かせないことを語っております。
目先の結果にとらわれず,その先,さらに先を見据えて,最終目標に到達するためには,一人でどれだけあがいても限界があるんだよって言っているような気がしますね。
それでは,今日はここまでにしたいと思います。
次回の記事も楽しみにしていてください。
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[引用研修]
令和4年6月29日 兵庫県徴収事務マネジメント研修
『地方自治体における債権管理の実務(マネジメント編)』
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