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我が家のカレーの歴史

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。


あなたのおうちのカレーってどんなカレーですか?

我が家のカレーは、スパイスから作られています。
とはいえ、やっぱり思い出されるのは、カレールーを使ったおうちカレー。
子どものころは週に1回カレーの日というのがありまして、結構よく食べていたんですよ。


割と遅い時間に帰宅する子どもでしたので、私の帰り道は各家庭のお夕飯のいい匂いがたくさんありました。その中でもとりわけ、カレーの匂いというのは不思議なもので、「早く家に帰りたい」という気持ちにさせてくれていました。
帰路を急ぐあまり、転んでしまったことも1度や2度ではありません。
中でも雪が降った日は、足元も危うくなっていますので、帰り道を急ぐあまり、側溝に足をはまらせたこともありました。

我が家のカレーはとってもシンプルで、じゃがいも、たまねぎ、豚肉、人参が入っています。それが割と大きめにざっくりと切ってあって、ぐつぐつと煮込まれています。たまにローリエの葉っぱが入ることもありました。
私が帰宅する頃には、すでに佳境になっており、そろそろカレールーを入れるタイミングにかなというところ。
そこで母親に「カレールーを入れたい」とせがんで、最後の仕上げを私がしていました。
今でもなんであんなにカレールーを入れたかったのかはよくわかりませんが、ルーがどんどん溶けて、いい匂いが台所にいっぱいになっていくことにわくわくしていたのかもしれません。


そんなわけで私の記憶のカレーは、カレールーを使ったカレーですが、年齢を重ね、今はスパイスカレーを作っています。

味を調節できることがいいとか、あっさりめにも仕上げられるとか、辛さの調節がしやすいなどがその理由ではあるのですが、でもやっぱり「家で食べたカレー」の記憶は、「カレールーのカレー」のままです。
そしてスパイスカレーを食べても、なんだかちょっと子どもみたいなリアクションになるときがあるんですよね。不思議です。


さあて、あなたはどんなカレーが思い浮かびますか?
そしてそこにはどんな物語があるでしょう。


ここまでお付き合いくださってありがとうございました。
それではまたの機会に。


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