代わりに何もしない人
アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。
ソーシャルワーカー、相談員、カウンセラー、支援員、心理職…。
この5つくらいの名称で私を表現する人が多くなってきました。
では、「それって何をする人?」って聞いてみると、「困ったときに代わりに何とかしてくれる人」と答える人がちらほらいまして。
そこで自分って、そうしているのかなと思ったわけです。
しかしいくら私の動きを振り返っても、私は人が困ったときに代わりに何かをしていない…。間違いなくしていない。
仮の話ではありますが。
たとえ目の前にいる人が、とても傷つき無力感を感じ、身体が動かなくなりそうになっていたとしても、私はその状態の人にもできることがあり、私にできることは、その人の持つできることに協力することだと思っている。
私にとって【代わりに何とかする】は、相手の可能性やストレンクスを低く見積もっているような感じがして好みではない。
代わりに…という視点が、相手を【できない】と決めつけてしまうような印象を持っているようにも感じている。
そういう意味では私に相談したところで、代わりに悩みを解決することはしていないな…ということに気づいた。
ただ、先にも述べた通り人にはいつどこでも何時でもできることがある。
それらを使い、幸せに生きるためのことを一緒に考えたり、行動することはできる。
これは私にとって【代わりに何とかする】ではない。
それは協力であったり、役割分担であったりする。
外側から見たら、【代わりに何とかする】ことと大きく変わらないかもしれないなと感じることもある。
でもやっぱり、私にとって【代わりに何とかする】ではないなとつくづく思っている。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
またの機会に。
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