パワーナップとカップ麺
眠い。
ひたすら眠い。
なぜこれほどまでに眠いのか。
『春眠暁を覚えず』というやつか?
いや、暦は春とはいえ、もうすっかり暑くなっている。
流石に『春眠暁を覚えず』は適用されない時期になっているだろう。
では、なぜこれほどまでに眠いのか。
理由は分かる。
習慣にしている、昼寝をしていないからだ。
昼寝は最近、パワーナップなんてシャレた言い方をされている。
お昼に短時間の睡眠をとることで、午後からのパフォーマンスが飛躍的にあがるという。
なので、Googleなどの大企業では、社員にパワーナップを推奨しているらしい。
僕はこれを実践している。
Googleなんていう大企業ではない、アジアの島国にある、田舎の中小企業で、このパワーナップを実践している。
お昼に70円の激安カップ麺を食べたあとに、このパワーナップを実践している。
最近このカップ麺は、80円に値上がりしていた。辛い。
そんな体に悪いものを食べているからだろうか。
眠くなる。
実践しようと思う前から、お昼ごはんを食べたあとは、めちゃくちゃ眠くはなっていたが、昼寝はしなかった。
スマホをイジイジしながら、
「…眠いなぁ」
なんて思いながら、午後を迎えて、パフォーマンスがダダ下がりのまま、仕事をしていた。
僕の仕事はパフォーマンスがダダ下がっていても、たいした支障はない仕事ではある。
残念ながら僕の仕事は、昨今話題のAIに取って代わられる仕事の典型だ。
僕はおそらく10年後には、この仕事をしていないだろう。
10年後には、お昼ごはんに80円のカップ麺を食べられているのだろうか?
もしかすると、その頃僕は、80円のカップ麺すら食べられないほど、追い込まれているかもしれない。
まぁ、その時はその時だ。
悲観は良くない。悲観は人生を悪い方向にしか向かせない。
そうだ、もしかすると、200円の蒙古タンメン中本のカップ麺を毎日食べられるほど、リッチになっているかもしれないじゃないか!
もしかすると、もっとリッチになり、僕が大好きな、龍上海のカップ麺を食べられているかもしれないじゃないか!
龍上海ってなに?
という人に、このカップ麺を一度食べて貰いたい。
出来れば、お店で食べて頂きたいが、山形と横浜にしかないらしい。
だからせめてカップ麺でどうだろうか。
美味しい。
辛味噌と、煮干しだしが絶妙にマッチしているこのラーメンは、山形は赤湯で生まれた絶品ラーメンだ!
…さて、わけの分からない熱量は置いておこう。
そもそも、お昼ごはんにカップ麺なんていう、体に悪いものを食べてはいけないのだ。
というか、ビジネスエリートさんたちは、お昼ごはんをあまり食べないという。
理由は、午後のパフォーマンスが下がるからだ。
眠くなるし、単純に体が重くなるという理由もあるだろう。
そして、眠いまま仕事をしていると、メンタルに悪い。
「眠いなぁ…」
「早く帰りたいなぁ…」
なんて後ろ向きで仕事をしていると、どうしても気分までネガティブに囚われてしまう。
これは良くない。
僕のようなメンタル弱者は、少しでもネガティブを取っ払うために、まず始めに眠気を取っ払わなくてはいけない。
特に僕のようなHSPは、一般人より人一倍メンタル力を消耗しやすいのだ。
他人と30分、会話するだけでも、
「お家帰りたい…」
となってしまう、根っからのハイリー・センシティブ・パーソンは、メンタル力を保ち続けるのがキツイ。
だからこそ、眠気くらいは取っ払おう。
パワーナップで取っ払おう。
ということで、明日からはちゃんと、お昼寝しよう、そうしよう。
お疲れ様でした。
おやすみなさい。
サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。