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肩書きと服装に人は騙される【影響力の武器】

先日こんな本を読みました。

有名なやーつー

『影響力の武器』

この本の名前を聞いたことがある人は、多いと思う。
ビジネス系インフルエンサーさんたちが、こぞって紹介している本だし、最近ではオリラジの中田敦彦さんも、自身のYouTubeで紹介していた。

行動経済学の基本を学べることで、有名なこの本。

行動経済学とは、
人間の心理が、マーケティングにどのような影響があるかを研究する学問。

以前から、気になっていたのだが、いかんせん分厚い。

指二本分!

読書を趣味にしている僕ではあるが、この趣味は2年前にむりやり始めた趣味だ。
小さい頃から本の虫!というわけでもない僕にとって、この厚さには抵抗がある。

測ってみたら3.2センチあった。分厚い。

320ミリメートル!

手元にあった、『13歳からわかる!7つの習慣 自分を変えるレッスン』と比べると、この厚さがわかる。

中1でもわかる!

厚さは1センチ
影響力の武器と比べると、1/3程度しかない。

0.01メートル!

厚い=素晴らしい

というわけでは決してない。

そして、今回は本の厚さを紹介する回でもない。

〇〇バイアス

影響力の武器は、1991年発行。

32年前、僕が7歳の時に発行された本ということもあり、内容はどこかで聞いたことがあるような内容が多い。

  • 返報性

  • 一貫性

  • 社会的証明

  • 好意

  • 権威

  • 希少性

大きく分けると、この6つに人は影響されるという。
このなかの一つくらいは、どこかで聞いたことがあると思う。

今ではよく言われている『〇〇バイアス』なんかも、行動経済学の一部として使用される。

この中でも、僕が気になったものを自分なりにアウトプットしてみたい。

権威性の影響力

『影響力の武器』で、心に残ったものは、いくつかあるが、そのなかでもひときわ印象に残った物がある。

それが、『権威』

権威性。
ブログを始めようと思った人なら、
E-A-Tという単語で聞き馴染みがあるかもしれない。

・E = Expertise(専門性)
・A = Authoritativeness(権威性)
・T = Trustworthiness(信頼性)

Googleで自身のサイトの検索順位を上げるためには、このE-A-Tが必要だ。
最近では、これに加えて、Experience(経験)も必要になったので、
E-E-A-Tなんて呼び方をされている。長い。

人は肩書きと見た目に騙される

人は他人を、肩書きと見た目で判断している。

影響力の武器では、

  • 肩書き

  • 服装

  • 装飾品

を自分の都合の良いものに変えるだけで、簡単に相手を騙すことができるという。

肩書きを自分に都合よく変えて詐欺る。
これは僕たちが普段使い慣れている、SNSでよく見られる手法だ。

『習慣化の鬼コンサル』
『生きづらさカウンセラー』
『たった数年でFIREを目指した僕が教える、なんちゃらかんちゃら

なんてのが以前はよく、TwitterなんかでしょっちゅうDMしてきていたので、このような怪しげな人に触れたことがある人は多いだろう。

例として、一つくらいそんな怪しげなTwitterのアカウントを晒したかったが、今はそんな人達のアカウントは凍結祭りになっていた。
住みやすくなった反面、少し寂しくもあるかもしれない。

服装をしっかりするのはお得

影響力の武器として、僕がお得な考えだな、と思ったものがある。

それは、見た目をしっかり整える、ということだ。

人は見た目でその人を判断する。

たとえば、あなたが銀行の職員だと信じるのはどちらだろう。

・汚い作業服を着た人
・しっかり整えられているスーツを着ている人


圧倒的に後者だ。
誰も汚い作業服を着た人を、銀行の職員だとは思わないだろう。
銀行の職員になりすまし、被害者からお金をかすめ取ろうと思うのであれば、作業服ではなく、整えられたスーツを着ることが、大前提になる。

これを詐欺ではなく、自分のお得になる方法にするのなら、

『清潔で整えられた服装をする』

だけで、人からの印象をよくする事ができる。

これを踏まえて僕は、GUまみれの服装から、UNIQLOまみれの服装にバージョンアップしたいと思います。

ということで、以上です。
ありがとうございました!


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