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子供が生まれて人生が劇的に変わった

私は学生の時に子供を授かった。

子供を授かるというのは、命を授かるということだ。
やはり子供がいるとわかり、嬉しい、不安だ、などと色々な感情が湧き上がってくるだろう。

今回は私の子供が生まれてから人生が劇的に変わった話をしたい。

まず子供が生まれる前の私がどんな人間であったか。

・学歴が大切
・金が大切
・人の優しさはwinwinの関係があってこそ
・他人を蹴落として進んでいくのが正しい人生

恥ずかしい話、本当にこのように思っていた。

そのために自分は浪人し学歴を追い求め、金があることが正義だと思い、リターンを見越して人に優しくすることがあった。


奥さんにひどいことをしてしまった過去

学生のうちに授かった。
奥さんは当時18歳だった。
やはり子供を産むか産まないかで揉めてしまった。
私としては人生が不安になると思い、産まないという意見だった。

しかし奥さんは18歳にして産むという選択肢を選んだ。
産みたい奥さんからしてみれば、当時私は酷いことをたくさん言ったことは間違いない。
私は結局生まれる時までもやもやした気持ちで過ごすことになった。

そして子供が生まれた。


子供が産まれた直後

私は立ち合いをしなかった。貧血で倒れてしまうと旦那が邪魔になってしまう例もあるといわれたためだ。

そして生まれてしばらく、初めて今の子供と対面した。
当時はどこか嬉しい自分もいたけれど、不安もかなり大きくどうしていいかわからない毎日を過ごした。

就活の真っ最中、これからの人生が不安だった時期により不安になってしまった。

しかし自己責任である。

前を向いて生きていけるようになるのはまた少し先のことだった。

退院まで毎日病院に通い続けた

不安ながら、毎日お見舞いに行った。
この頃から少しづつ心境がかわりはじめた。
小さいまだなにもできない子供を目の当たりにして、自分が支えていかなければ。

当時の就活中では、とりあえず服とか好きな仕事につけたらいいなと思っていた。

しかしこの頃はまだお金が全てだと思っていた時期だったため、就職活動は給料全振りで行っていた。


大変ながら嬉しそうにしている奥さん

そして退院してからは、奥さんの実家で育てることになった。
奥さんが大変そうにしているのをみて、自分が好きになった人だから出来る限り支えていきたいと思うようになった。

そしてお金だけでなく、家族の時間も取れる企業を選び始め、今の企業から5月に内定をもらった。


子供の成長をはじめて目の当たりにした時

大人になると何か新しいことを始めて成長するのにはある程度時間がかかると思っている。

話は前後するが、内定をもらう前に子供の首がすわった。
身体の一部が劇的に成長するのをみて、子供には無限の可能性があると感じた。
この頃から私は、子供がどんな道に進んで、なにをするのか、夢を膨らませ始めた。


アルバイト先で出会った人間関係

この頃から、1番最初に言ったお金が全てなどの恥ずかしい概念が消え去った。
そのきっかけが2歳年下のバンドマンと1歳下の起業家の卵だ。
前者は高校卒業後、アルバイトをしながらメジャーデビューを目指している。
この男は熱い夢を語り、金や学など気にしないで生きている。

しかし夢を真剣に追う姿はとても眩しかった。なにより、ある程度年収の高いサラリーマンなんかより輝いて見えた。なにより全く関係ない自分の子供にも優しくしてくれる。

今までの自分がどれだけ恥ずかしい人間であったか。

そして後者の起業家の卵も、大学を中退して自分のやりたい方向に進んでいく力。
彼はなんだかんだで起業してお金持ちになりたいといいつつ、学はいらないという考えを持っていた。

子供ができたことで、自分の子が夢を追って頑張って欲しいという思いができたからこそ、この2人に出会ったことで考え方がかわった。

おそらく生まれていなかったら一蹴していたかもしれない。


子供成長速度をみてより一緒にいたくなる

学生時代に子供が1歳を迎えた。
正直社会人の今よりは圧倒的に一緒にいるが、この頃は卒論を書いていて会える時間が限られていた。

そして12月に卒論を提出し、誕生日を迎えた我が子をみて、子供の成長速度に感嘆した。

そしてもっといたいと思うようになった。


考え方は変わったけれど

考え方は確かに変わった。
転勤する前に会った高校の友人の1人は、涙目になりながら私の変化を感慨深く思っていた。

・家族第一
・娘大好き
・奥さん大好き
・家族とずっと過ごしていたい

このように思うようになった。

しかし、奥さんに言ってしまった言葉は消えないし許されていない。

喜ばれる妊娠がしたかった

この言葉で、第二子が生まれる時は最高の環境を整えてあげたい。

娘の方も年頃になったら学生での妊娠出産について問いを投げかけてくることがあるだろう。

その時は正直話そうと思う。
話した上で、今本当に心の底から愛してるというのを現在のようにずっと伝えていきたい。


産むことを考えてみて欲しい

やはり、育てられないなら産まないほうがいい。
という意見も一定数はいることは承知している。

しかし私は子供が産まれてから、人生が劇的に豊かに変わっていった。

もしここまで読んでくれている人の中に、現在学生で妊娠していたりして、不安に思っている人がいたら考えてほしい。

勇気を出して産む決断を。

もちろん簡単なことではないし、これから苦労することなんて山のようにある。
私はとても恵まれていたほうだ。
素敵な奥さんに助けられて、友達も応援してくれる。

子供が生まれることで人生が豊かになると断言できる。

私は第一子が生まれる時に幸せを万全な状態で共有できなかった。

その分の時間以上に幸せを共有しながら濃い時間を生きていきたい。

私の目標は家にいながら家族を養えるようになることだ。

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