子育てパパの備忘録「服を"自分"で選ぶということ」
どうも、全世界のパパたち。パパです。
僕は現在27歳二児のパパ(保育士)で、絶賛子育て奮闘中。
このnoteでは僕の今までの子育ての話や子育てに対する想いをカタカタ打っています。
今回のテーマは「服を"自分"で選ぶということ」。
それではいきましょー。
服を通じて学ぶことはたくさんある
突然ですが質問です。
皆さんは自分で着る服を「何歳から」自分で選べるようになりましたか?
たぶん僕の予想ですが、だいたい9、10歳くらい?早い子だともう小学1年生(6、7歳)から選んだりしているのではないでしょうか。そして、男の子よりも女の子の方が早いような気もします。(保育士の肌感的に)
今や子ども服もいろいろおしゃれなものが増えてきていて、どんどんクオリティが上がってきてますよね。おかげで保育園に来ていく服を選ぶのも一苦労だったり…。
けど僕は、実はこの「服を選ぶ」という行動には子どもたちが成長していく上で重要な要素が含まれていると思っています。
例えば「主体性」。
自分が着たい服を着る!という行動は主体性の塊ですよね。
ただここで大切なのは「好きなものを着て、自分自身を表現する!」だけではなく、自分が好きなものを着るんだ!という主体的な気持ちがあり、それを実行に移すという行動力が大切なのです。
この行動力はとても大切で、これが欠けているといわゆる「指示待ち」をしてしまう子どもになる可能性があります。
僕は今まで仕事でいろんな子どもたちと関わってきましたが「指示があるまで動けない、何をしていいか分からない子」は少なくなりません。
「そんな、服を選ぶくらいで…」と思うかもしれませんが、塵も積もれば山となる。こういう簡単なところから始めてみましょう。
だけども、好きなものを着れればそれでいいのか?というとそうではありません。
大半は公共の場に出ていくために着替えるわけですから、到着してからのことを考えなければ。つまり「TPO【Time(時間),Place(場所),Occation(場合)】」です。
大人になれば「ドレスかカジュアルか」というように、行く先々に相応しい服装を選びますが、子どもにとってのTPOはそれよりもっと前の問題。
例えば半袖か長袖か。この当たり前の判断も、子どもたちは難しいのです。(僕の娘も10月後半でもうすぐ冬!というときに、肩出しヒラヒラを着たいと言い出す時代がありました)
なので「服を自分で選べるようになるまで」は大人が介入し一緒に相談しながら選ぶようにしましょう。
ただ、「温度の感じ方は人それぞれ」。僕の暑いは子どもにとって寒いということもあり得ます。子どもの意見を尊重しながら、子どもなりの基準を見つけられるようサポートしていきましょう。
そして基準が分かってきたら長袖半袖にプラスしてさらに「何をするかが大切」ということも伝えてみましょう。
公園に行って体をたくさん動かしたいならストレッチが効いたものを選んだり、買い物に行って建物の中にいることが長くなりそうなら脱ぎ着しやすい服装にしたり。
こういったテクニックも、分かりやすく伝えていけばすぐに覚えてくれます。
そして何より「服を選ぶのが上手になる」。
これは完全な僕個人の主観ですが、おしゃれさは生きていく上で非常に重要な要素な気がしていて、おしゃれになるには「スタイリングの基礎が出来ているかどうか」が大切なのです。
以前お出かけの際に、僕は娘に「好きな服を選んでおいでー」と伝えました。
すると娘はピンクが大好きなので、薄ピンクの上着に、ショッキングピンクのスキニーを履いて颯爽と登場してくれました。
僕は正直その姿を見て林家ペーパー師匠かな?と思ってしまいました。
そしてこう思うのはおそらく僕だけではないはず。ペーパー師匠が悪いわけではないですが、こう思われるのってたぶん本人は不本意じゃないですか。
だからこそ、主体性の部分でも話したように「大人と相談しながら」適切な服選びが出来るようになることで、マイナスになりうる要素を取り除く=失敗の確率を下げることも出来るのです。
(もしかしたらこの基礎が発展して、将来服飾に興味を持ち出しスタイリストを夢見る…なんてことも)
ちなみに僕は「黒・ねずみ色・茶色・白」は「簡単な色」、「それ以外の赤やピンク」は「難しい色」と分類して、難しい色の服が上の服なら下の服は簡単な色にしよう、と教えていきました。おかげで今はペーパー師匠に弟子入りせずに済んでます。
チラッとネットで検索すると、ユニクロからこんな記事も見つかりました。
「ひとりで服を選ぶ体験」を通じ、子どもの自己成長を促すユニクロ流「服育」サービス「はじめてのコーディネート体験MY FIRST OUTFIT」全国のユニクロ店舗で3月25日よりスタート
保育士目線からしてもとても興味深い記事になっているので、ぜひ読んでみてください。
最後に
今回は「自分で服を選ぶということ」についてお話ししてきました。
このように、「服を選ぶ」という行動には生きていくには欠かせない様々な要因が含まれています。
いろんなところに「教育」の要素は眠っている。
皆さんも成長のチャンスを逃さず、教育に繋げていきましょう。
最高にハードな仕事をこなしてくれているママをリスペクトしつつ、良い子育てパパライフを。
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次回は3月6日(土)12:00更新予定。
ではでは。
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