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他人に対するモヤモヤ。伝える?伝えない?

人と関わると、どんなに相性が良い相手であっても時には『今の発言、嫌な感じ』と思うことがあります。こうなるとモヤモヤして不快ですよね。

その不快感は、相手のせいでしょうか。

相手の発言でモヤモヤしたとしても、それはただのきっかけであるだけかもしれません。


パサパサな髪にコンプレックスを抱いているVさん。

G「Rさんの髪の毛はいつもツヤツヤしてキレイだね!」

R「そうかな?ありがとう」

V「……(何も私の前で褒めなくてもいいじゃないか。気分わるい)」


Vさんは気分を害しましたが、Gさんが言ったのはそこまで悪いことではないですよね。Gさんは100点満点の配慮はできなかったかもしれませんが、この程度なら問題とはいえないでしょう。お互い様の範疇だと思われます。


相手に伝えるかどうかの判断基準は

『あの人の発言を聞いてから不快感が続く。イヤだったと伝えたい』

嫌な思いをいつまでも引きずってしまう。人間、こんな時もあると思います。いつもすぐに気を取り直せるわけではありません。

「あなたのこんな言葉が嫌だった」と伝えたら、謝ってもらえるかもしれない。スッキリできる気がする。でも相手を怒らせるかもしれない。どうしよう。

   ↓

判断基準は、相手に落ち度があるかどうかです。自分の感情の高ぶり度合ではありません。いくら自分が不快だからといって、相手が全く悪くないのに責めるとどうなるでしょう。相手は「そこまで気をつかっていられないよ」「面倒なこと言ってくるなぁ…もうこの人とは距離をおこう」となります。

『自分の不快感が強いから相手に伝える』では、人間関係を破壊してしまうのです。

もし相手が悪くないのに不快な気持ちを持て余してしまうなら、相手とは全く接点のない人に聞いてもらうなり、日記に書くなりするのはどうでしょうか。相手が悪くないなら、自分の感情に巻き込むのはやめておく方がよさそうです。





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