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レストランを今後続ける意味

わたしは、飲食店は一店舗だけをずっと続けています。
洋風の居酒屋を続けている途中、スタッフも育ち、従業員も25人くらいになったので、もう一店舗違う業態のお店をやってみたいなっと思ったこともありましたね。カジュアルなファミリーレストランを考えてました。
居酒屋からの成り上がりだったので、次の上のステージってレストランだなぁって思ってました。
やるなら朝から夜中まで営業して、地域ナンバー1のレストランにと思っていました。それは、店舗展開したいなぁとは思っていました。

まあ、厳しい結果が待っていました。

朝営業は、追い追いと思っていたので、昼~夜中営業で始めました。
シーフードファミリー向けレストラン
売上は下がる一方でした。当時は、HPやブログが必要的なことは言われてましたが、無関心。そんなん無くても今までやってきたし!って思ってましたね。
でも、Facebookきっかけでブログを教えてもらうことになり、始めました。
HPも今でいうHP制作のIT企業のいいなり的に作りました。めっちゃお金かかりましたよ💧
HPはともかく、ブログでお客が来るなんてことがあるの?
しばらくして、ありました。感動でしたね。しかも県外から。

それから、少しずつ回復し始めて、今に至っていく。しかし、対応しなくちゃいけないことも増えてくる。最近だとヤフーとペイペイとLINEの合体プラットフォーム。なんかグーグルマイビジネスとほぼ同じなんだけど、なんか対応しといたほうがいいかな~って。どこまでするかをとりあえずやりながら考える必要がある。こんなんに、テイクアウト関係の話が加わったりで、料理に営業に使える時間が減っちゃうって感じ。

複雑化していないようで、不器用な店主的には複雑化してると見ちゃう。

コロナの影響が出始めてきた3年ほど前から、夜営業→昼とテイクアウト営業になりました。
巷では、マスクが世の中から消えて、消毒液争奪戦。見えない恐怖との戦いでしたね。ただ、うちはラッキーでした。
次亜塩素酸水製造機を持っていたんです。10年ほど前に200万くらいで買っていたんです。それがお店の水道水に直結してたんです。
無料で配りました。
SNSで知った人たちが、毎日たくさん来ましたね。家庭はもちろん、保育園、小学校、児童園など教育関連施設やスポ少、企業、病院関係、サービス業などなどなど。その人たちが、感謝の気持ちでお弁当買って帰ってくれました。
毎日毎日フル回転大忙しでした。

作った料理を冷凍しておいて、渡せればどんなに効率的だろうって思いましたね。高額な冷却機械を導入しないと商品クオリティが落ちることはわかっているましたので、何か取組み方法がないかと思っていました。
そうして冷凍食品に興味を持つ流れになっていったんですね。

そして、液体凍結技術知ることになりました。
その技術を商品化している企業は、昔からいくつかあったみたいです。
その一つに連絡したら、今度福井にも代理店出来ますとのこと。
早速連絡とって、お会いして、試作作りを依頼しました。
「悪くない!ぜんぜん悪くない!スゴッ!」
この体験が、新しい夢を膨らませてくれました。

コロナ禍での商売を経験して、僕は冷凍食品の可能性に興味を持ち始めました。なんかこれからはこの分野も大切な食の一面になっていくことを確信しました。

レストランってなんだろう。
要るのかなって考えさせられた店主も多くいたと思います。
答えは、やっぱり必要なんです。いや欲しいんです。しかも地元の行きつけのお店。みんなでしゃべれる場所。無くても生きては行けるけど、無いとつまらない生活になっていくんでしょうね。
地域の人々のコミュニティスペースとして、食事と場所とサービスを提供して愛されて行きたいですね。
ただ、人々の利用頻度は今までよりは減ります。もう肌レベルで感じます。
だから副業も、無理なく需要の掘り起こしをしながら始めなきゃですね。
僕は、そこを手助けできる仕事に取り組もうと思いました。


「液体凍結技術」×ITで全国の消費者と飲食店さんをつなぎ、「作る人」「売る人」「食べる人」みんなが喜ぶプラットフォームサービス作り
を始めたいと思います。



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