noteで出会って結婚しました
こんにちは。
音楽家のこうたろうです。
先日ヒーリング音響ブランド
Curanz Soundsより432hzの新しい作品をリリースしました。
作曲自体は数日で書き上げた曲ですが、収録と音響調整で制作期間は半年。
元々は音楽が大好きだった今は亡き祖母の在宅介護で432hzを聴かせてあげたいという想いではじめた432hzピアノシリーズ。
今、世界中の音楽のほとんどが440hzで調整されており、432hzピアノは非常に珍しいヒーリング音響になりますので、眠れない方や気分が優れない方は是非一度お試しください。
noteで出会って入籍
本日10月15日、noteを通して出会った方と入籍しました。
こんなテーマなので惚気記事になってしまいそうではありますが、メッセージ機能がないnoteでこんなパターンもあるよ〜という具合に一つのエピソードとしてシェアできればと思います。
note歴
実は筆者はnoteがまだリリースしたての頃にアカウントを作成し、ブログの補助的な感じで発信していました。
そのあと一度アカウントを閉鎖したのでもう戻らないかな〜と思っていたんですが、要介護5での在宅介護がはじまったのをきっかけに今のアカウントを作成し、自分自身の思考の整理のために日記的に書いていたわけです。
ちなみにnoteアカウントは現在他にも運営していて、ヒーリングブランドのCuranz Sounds用と、音楽家育成塾というアカウントもありますので、興味があったら覗いてくださいね。
写真を使ってくれた人
初期の頃はフォローしてくれる人はTwitterで繋がりのあった方2人。
そしてnote内で初めてフォローしてくれた見ず知らずの方が今の妻でした。
やっぱり嬉しくて当時妻のnoteやアメブロなどを辿っていくとなんとも興味を惹かれる記事が多く、健康関連の記事だったのもありブックマークして何度も読み返したりしていました。
これは個人的な感想ですが、noteってユーザーの年齢層が高いせいもあるかもしれませんが、みなさん知的好奇心も高く向上心も高く、他のプラットフォームと比べてもなんといいますか、お上品な印象といいますか、記事や投稿のクオリティーが高い印象があります。
筆者は読書も発信も好きなのですが、そんな中で写真も大好きなのでみんなのフォト用の写真をたくさんnoteにアップしているわけです。
ある日このアカウントで初めて「みんなのフォトであなたの写真が使われました」通知が来たわけです。
初めて写真を使ってくれたのも現在の妻でした。
あとから聞くと筆者の写真だとは気が付かなかったそうですが・・・
連絡を取るように
そこからコメントでやり取りをしたりしていましたが、在宅介護が深刻になるにつれてログインすることも減っていってしまいました。
その間もアメブロの記事などはチェックしていたわけですが、約一年ほどぶりにnoteにログインし、コメントでのやり取りが再開しました。
とても嬉しかったのを覚えています。
彼女もその間432hzピアノカバー「世界名作劇場」などを聴いてくれていたみたいです。
そこから彼女がKotaro Studioのコンタクトフォームを使って連絡をくれたのをきっかけに直接ラインで連絡を取るようになりました。
当然ですが、ここから急速に2人の距離は縮まりました。
ちなみにその時初めてラインアカウントを作りましたが、当時ラインには妻しか入っていなかったので、「怖い」と言われ続けていました。
今の時代ラインアカウントを持っていなかった筆者がすごく不気味に映ったのだと思います。
仕事ではWhatsAppやSlackなどが多いのもあり、現在でもラインはほぼ妻専用になってます。
初めて通話
これまで記事を通してお互いを知っていたのもあり、ライン電話をする前から親近感がありました。
文章ってやっぱり人の感性が出ますよね。
どんな人かだいたいわかったりしますし、神経質か、楽天的か、などなど。
筆者の文章は間違いなく神経質でしょう・・・
というわけで、電話で話しませんか?
といってみたら了承してもらい、電話で話しました。
その時に声を聞いて「結婚してほしい」と伝えました。
なんだそれ?
音、声、言霊って信じますか?
音響のことをやっている筆者だからなのか、音楽家だからなのか、感性が何かを感じさせるのか、初めて声を聞いた時に「この人とずっと一緒にいる(いた)」気がしました。
言霊と音の関係は関連資料を読んだりと研究していますので、興味があればこちらの記事も是非!
声を聞いて、うまくいえませんが、魂が記憶している存在・・・
という印象を受けました。
あ〜、結婚する人はこの人なのか・・・という感覚です。
『私の容姿があなたの好みじゃなかったらどうするの?』なんて言われていましたが、筆者にとって容姿というのは一番どーでもいいことなわけです。
それに最初は信じてもらえませんでしたが、声を聴いたら背格好や容姿まですべてわかってしまいます。
ラインの音声だとしても。
そこはやはり筆者は音のプロなので、人並外れた耳を持っているわけです。
ポン・・・っとピアノの音一つ聴いただけで鍵盤の下のフェルトが0.1m以下の単位ですり減っているのがわかります。
たまに盛大に外しますが、足音だけでだいたいの体重だってわかっちゃいます。
そんなこんなで初めての電話でプロポーズしてお付き合いすることになったわけです。
神戸でデート
神戸で初めて会ってデート。
ちなみにこれまで音楽一筋に生きてきたので、異性とデートをしたことがないわけではありませんが、音楽やってる人との交流しかなかったわけです。
そのため、女の子とデートらしいデート?!
をしたことがなかった筆者は当時デートというよりも完全に接待になっていたと思います。
実際によく知ってる場所でセッティングしたり、降水確率20%で大きな傘を持ち歩いたり、事前に下見しに行ったりしていましたから、これは完全に接待ですね。
ホテルを準備し(もちろんお一人様で)
「次の場所はこちらです」
「ここではだいたい〇〇分ほど滞在していただき次に向かいます」
「タクシーあと2分で到着しますので」
「あ、ここ足元お気をつけください」
「他にもお好きなものを注文してください」
みたいな空気で、デートというとなんか変な感じだったと思います。
神戸観光に興味があればこんな記事も是非!
遠距離恋愛での交際期間の間、人混みが苦手で在宅介護をしている筆者のことを気遣って毎回東京から神戸まで通ってくれました。
仕事の関係で夜勤がある彼女は、時には夜勤明けで飛行機で飛んで来てくれたこともありました。
とんとん拍子に
結婚する人とはなぜかとんとん拍子にことが進むと言われていますよね。
5年も10年も交際しても結婚までいかなかったのに、そのあと付き合った人とすぐに結婚に至ったなんて話もよく聞きます。
何かの流れに乗るような感覚があるほど、とんとん拍子に、スムーズにすべてのことが運んでいきました。
人生で一番緊張した瞬間「娘さんをください」
ご両親への挨拶のときに、やはりこういった出会いに抵抗を持たれないかどうかがとても心配でした。
これまで最も緊張した瞬間は自身のリーダーバンドでの初舞台でした。
それはそうですよね。
そのあと、数十人、数百人、人前に出てもカメラの前でもどんなシーンでも緊張なんてすることはなくなっていただけに余計に感じたのかもしれません。
初舞台の緊張なんて遥かに凌ぐほど緊張したお父さんへの挨拶。
こういうのってだいたい娘(彼女)とお母さんは仲良しで、お母さんとはすでに交流あるケースが多く、筆者もお母さんとの距離は最初からそんなに離れていませんでしたが、やはり昭和のザ・男気質、「男は黙って札幌ビール」なお父さんは緊張するものです。
そこは持ち前の酒飲み魂と、人当たりの良さ?で無事にクリア。
この時ほど酒飲みで良かったと思ったことはありませんでした。
終活からの結婚
最後になんだか暗い話?
ではないんですが、筆者は在宅介護が終わった後は永久に独身を貫きつつ、どこかの田舎の家で古民家でも買って1人ひっそりと終活をしながら暮らそうと思って準備していました。
具体的には元々ミニマリストだったんですが、さらに持ち物を極限まで減らし、いつ死んでも燃やすだけにして役所の人にできるだけ迷惑をかけないように・・・と思っていたわけです。
下にある黒いのが電子ピアノなんですが、一時ここまで減らしたこともありました。
これと浴衣+ふんどし+兵児帯、つまり布3枚です。
30代後半でしたが、婚活など一切するつもりもなく、恋人もほしいなんて思ってなかった筆者が突然結婚することになり、改めて人生って不思議に感じるとともに、1ヶ月、半年、一年先の自分なんて想像もできないと感じました。
常に直感だけで生きてきましたが、そんな人生もやっぱり楽しいのかなと思いながら妻とともに始まる新しい人生を楽しんでいこうと思います。
「あなたが今どんな人でも関係ない、未来は変わっていくのだから」〜なんていってくれるちょっと哲学的で部屋に入ったら出口がわからなくなるほど方向音痴な可愛い妻です。