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なぜ、海外在住の日本人に「ことばの焚き火」を届けたいのか?〜これからの社会に必要な感性〜(まみーた)

本の届け方でも書いたけれど、著者も本の届け方を自由に探索したい分に関しては、自分で買い取って、勝手に色々実験しています。

かず(中村一浩)は、自発的に読みたいという小中高生には無償でお渡ししていたり、仲間は本屋さんで本を買って誰かにペイフォワードすると、一冊かずから届いて、永遠に本が循環するという妙な仕組み?を考えてみたり。そこには、人の体験を増やす流れがあります。

そして、私はと言いますと、一時帰国する海外在住の方がいたら、無償でお渡しすることもできるよ!キャンペーンをやっています。

というのも、大きな変化を迎えるこれからの世界において、日本人的感性がとても大切になってくる感覚があるからです、私がね。

科学が発達し、効率や便利さを重視した先に今の社会があるけれど、それがそろそろ行き詰まっている感じを、みんな何となく感じている気がしていて。そこを超えて行くには、自然と対峙するのではなく、自然と共に生きる感覚がとても大切なのではないかなあ、と思っているのです(日本は、温帯の島国というとても稀有な土地に生きてきました)。

もちろん、現代の社会の中で、日本人が「自然と共に生きる」ことを実践できているかというと、そうではないかもしれないけれど、DNAに刻み込まれたものは、そう簡単になくなるものではないでしょう。

「対話」はその感覚を思い出させてくれる装置だと思っています。この本で書かれている「対話」、キャッチボールではなく、波紋の広がりのような対話は、日本人の感覚にあっていると感じます。積極的に「聞く」でもなく、積極的に「話す」でもなく、自分をフラットにして耳に入ってくることば、内から湧き上がることばを大切にするっていう、このはっきりしない、「あわい」な感じ。

かつて、新渡戸稲造の「武士道」が英語で書かれ、日本に逆輸入されました。禅からのマインドフルネスもしかり。しかし、そろそろ日本人が日本語で書いたものから、直接、考え方が広がってもいいのではないか?そんな思いがあって、海外にいる日本人の方に、「ことばの焚き火」を、この対話を届けたいと思ったのです。何だか、そこから世界が変わって行く気がするから。

海外に在住の皆様、あるいは、友達でこれは!と思う方、ぜひ、私(まみーた)にコンタクトしてくださいませ。もちろん、買ってもらえれば、嬉しいけれど、まずは届ける実験をしてみたいので、言っていただければ、無償でお渡しします。「ことばの焚き火(=対話)」が日本から世界中に広がるなんて、考えるだけでワクワクしませんか?





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