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和歌・立春

「袖ひちてむすびし水のこほれるを
 春立つけふの風やとくらむ」 
 紀貫之・古今和歌集

夏に袖を濡らしてすくった水が
(冬になって)凍ったのを
春が来た今日の風が溶かしているだろうか

今回は立春の歌です。
おとといは立春大吉の日。

暦の上でいうと、実はもう春なのです🌸

わたしの友人が
こんなことを言っていました。

「寒い冬があるからこそ、
春の有り難さがわかる」

本当にそのとおりですね。

この辛く厳しい寒さを乗り越えたからこそ、あたたかい春に幸福と希望を
感じられるのです。

そして、
春の花の美しさが余計に心に沁みるのです。

まだまだ寒いですが、
梅のつぼみはひらき、
確実に春がそこで待っています。

厳しい冬も
あともう少し、
あともう少しですよ😊🌸

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