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春に置いていかれるのは寂しいのでとりあえず弘前まで追いかけたい(欧陽脩「玉楼春」)

今回取り上げるのは欧陽脩の漢詩。

春色無情容易に去る
(読み:シュンショクムジョウヨウイにサる)

欧陽脩「玉楼春」

春は無情にもあっという間に過ぎ去ってしまうのだ、という意味。

人も花も春をとどめようとするけれど、そんな気持ちはお構いなしに、春は足早に過ぎ去ってしまう、という気持ちが込められた歌です。

時の流れと季節の移り変わりの儚さを感じます。

新年度が始まったと思ったら、気づけば4月も下旬ですね。

最近は蒸し暑い日も増えてきて、「もしかして梅雨を飛び越えてもう夏が来るのかしら?」とちょっと動揺している今日この頃です。

私の周りでは春が終わりを迎えつつありますが、東北・北海道はこれからが春本番でしょうか。

どうやら明日4月21日から5月5日まで、「弘前さくらまつり2023」が開催されるそうです!

ホームページのファーストビューの画像がとても素敵で癒されます!

昔一度だけ弘前城にいったことがあるのですが、その時はまだ子供だったこともあり、あんまり記憶に残っていないんですよね。

街全体で盛り上がっているみたいなので、近いうちにもう一度行ってみたいなと思っています。

春色無情容易に去る
(読み:シュンショクムジョウヨウイにサる)

欧陽脩「玉楼春」

春が過ぎ去ってしまうのなら、追いかければいいじゃない!

春を追いかけて日本縦断とかいつかしてみたいものです。

そのためには健康でいなければなりませんね。

季節の移り変わりの時期は風邪をひきやすいので、皆様もどうぞご自愛くださいませ。


中国古典が初めてという方には、分かりやすい現代語訳・原文・解説で楽しく読める「ビギナーズ・クラシックス」シリーズがおすすめです。


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