立ち位置

漠然とした不安。
もやもやした心持ち。
薄い膜に覆われたような感じ。
機能と同じような今日を過した夕方の絶望。

挙げればきりがないような感覚を毎日浴びて生活する。
いつまでこの感覚が続くのだろう、終わらないかも。
また新しい絶望感がやってきて、私はまた殻を閉じる。

そうではないとき、
毎日があっというまに過ぎるとき。
漠然とした不安がやってくる前にあった確かな期間。
それがどうやってあったのかを考えてみる。
するとあった焦点を絞る生活。
たらればを排除して、一点に賭けた生活。
当たれば成功だし、外れれば失敗。メリットとデメリットを背負う。
そういうとき、たしかに私は活き活きしていたと思う。

あれをしたらこっちが立ち行かなくなる。
こうなりたいけど、それをするとあっちが崩れそう。

世間の中にいるといつの間にか八方美人的な心持ちで角を立たせないような生活にいつの間にか終始していてその結果自分の中は緩やかに茹で上がって死んでいるようなときがある。そんなときにぽっかりと空白のような期間が生まれたとき、その期間でなにを考えてなにをするか、惰性のままに沈むのか角を立たせるのかが分れ目なのかもしれない。

こんな心持ちを直感的に捌けず、
いちいち解釈しながらでしか前に進めない自分がもどかしい月曜日。

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