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浜納豆|戦国大名も食した三河・遠江のソウルフード

みなさんは浜納豆をご存知でしょうか?
地域性が高い食べ物なので、知らない方も多いでしょう。
こんなのです↓

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伝承ではおよそ1500年前に仏教とともに中国から伝わった発酵食品で、納豆とは言え納豆菌ではなく麹菌で発酵させるため、糸を引いたりはしません。味噌に近いのではないかな。

今では主に愛知の三河、静岡の浜松近辺の特産となっていて、戦国時代には兵糧としても重宝された栄養価の高い食品です。

足利・今川・豊臣・徳川に献上されており、特に徳川家康公の大好物だったとも伝わっています。元々「唐納豆(からなっとう)」「塩辛納豆」などと呼ばれていましたが、家康公が「浜名の納豆はまだ来ぬか」と催促されたことから「浜納豆」と呼ばれるようになったとも。

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先日、豊橋の「國松本店」さんの浜納豆を購入しました。一粒口に入れると「しょっぱ!」まず塩辛さが口内を攻撃します。

でも、次第に味噌のような風味と旨味がやってきて、お口の中はさきほどの塩辛さが消え去り、ほっこりまろやかに…。

この「ほっこりまろやか」を味わいたいがため、手が止まらなくなる。こんな見た目ですが、魔性の食べ物なんです。

國松さんのを手に入れて以来、私の毎日のおやつとなった浜納豆。1日10粒は食べてるけど、塩分とり過ぎにはならんよね?それどころか、大量のタンパク質とアミノ酸、ビタミン類を摂取できて、ますます健康になるのでは!?と期待しています。

ほんま、一年間食べ続けたらどうなるんやろ…。元々胃腸に悩みを抱えているので、食べ続けてみようと考えています。ワクワク〜!結果はまた報告しますね。

まずは、浜納豆にハマった、というなんてことないお話でした。ではではまた!



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