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名著といわれている、『タテ社会の人間関係』を読んだ。学生時代も読んだが、もう1回、社会経験を経て、この年齢になって読んでみたのである。

今回は、2回読みましたが、やっぱり、最近の読みやすい本に慣れてしまって、読みづらくなっていることは否めません。福沢諭吉の『文明論之概略』以来、西欧文明を輸入した日本社会をスタティックに分析した名著だとは思います。ごく当たり前のことを、文章でとらえたことに意義がある本だと思いました。この本がなかったら、今、生きてる人も、とっかかりがなくて、大変だったと思います。精神に安堵感を与えてくれる本です。50年前に東京大学教授によって、書かれた本ですけど、現代日本にも、十分通用する本なのが面白いところだと思います。要するに、この本が言いたいことのひとつは、国によって、「タテ社会」のとらえ方や感じ方が、結構違うということです。筆者は、自分の海外経験も必死に援用しながら、それを説明してくれます。この本が無かったら、僕は自殺していたかもしれない・・・と思えるような本です。会社(組織)勤めのビジネスマンにも読んでもらいたい本です。この本を引用紹介しながら、僕の経験と照らし合わせて、検討していくと、ブログの記事も面白い内容になるのではないかと思いました。本書は、何回も読んでもいい良書だと思いました。シリーズ3部作と呼ばれる本もあるようで、それらの本も入手して読んでみようと思いましたが、もうちょっと我慢してみるかもしれません。本書は、巻末に書かれてますが、英語とフランス語にも翻訳されてるのが嬉しいですよね。日本ローカルな本じゃないんだということで・・・。何でも、本書の「タテ」・「ヨコ」で説明できるんじゃないかという気がしだしました。本書は、理論社会学に属する本だと思うのですが、昨今の物価上昇ですらもです。その発端となった、ウクライナ紛争ですらもです。バリバリの「理論」家の恐ろしさだと再認識しました。カースト制度があるインドとの比較が強烈でした。日本も江戸時代は、「士農工商」みたいな身分制度はあったものの、インドのカースト制度のように機能はしなかったんだろうと思っています。

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