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冷え性さようなら③~インド式トリートメント「アビヤンガム」が冷えにいい理由~

こんこや~🐐🌿
少し間があいてしまいましたが第3回、最終回です!

本日は~インド式トリートメント「アビヤンガム」が冷えにいい理由~
ということで、お話していきたいと思います。

アビヤンガムとは?

アーユルヴェーダの処置法の一つで「油剤法」とも言われます。簡単に言うと、薬草オイルを使ったマッサージです。

筋肉を緩め、巡りを良くし、たまってしまった毒素の排出を促します。
薬草オイルは何十種類もあり、体質や状態、部位に合わせて選んでいきます。不眠など神経症状に効くもの、筋肉痛に効くもの、バストアップしてくれるもの、デトックスしてくれるもの…様々ですが、骨髄まで浸透し、細胞の若返りをもたらしてくれます。

注意したいのは、日本のサロンでは「アーユルヴェーダオイル」100%じゃない場合があるということ。オイルはとても高価でインドで「医療用」として認可されているものもあります。そのため、よくあるマッサージ用のオイルで希釈しているサロンも…。

リラクゼーションとしては良いかもしれませんが、アーユルヴェーダの真の効果を実感したい方は「アーユルヴェーダオイル」をしっかり使っているところをおすすめします!想像以上に体感も違います。オイルの浸透具合(べたつき)とか、終わった後のすっきり感とか…!

さて、そんなアビヤンガムですが本題の「なぜ冷えに良いのか?」に入っていきましょう。

アビヤンガムが冷えにいい理由

・冷えに関わる「風のエネルギー」を沈静してくれる
・循環不良の原因「老廃物」を流してくれる
・自律神経が整う
・骨格が整う

冷えに関わる「風のエネルギー」を沈静してくれる

冬になると自然界には「風のエネルギー」が増えてきます。私たちの体もそれに影響を受け、体内で風のエネルギーが増えていきます。
風のエネルギーは軽く、乾燥し、冷たく、動性という性質があります。
循環を司るエネルギーでもあります。
この風が増えすぎてしまうと、身体は冷え、循環が乱れてしまいます。(自律神経、リンパ、血液など様々な流れ)

アーユルヴェーダでは逆の性質の物でバランスをとる、という考え方があります。風が乾燥、軽いとすれば、オイルは潤いがあり、重たいものです。風のエネルギーを沈静するにはぴったりなのです。

循環不良の原因「老廃物」を流してくれる

冬は様々なものが「固く」なる時期。水が凍るように、人体、特に筋肉に硬さがでてきます。固くなった筋肉はうまく動かず、循環不良の原因に。また、冬は水を飲む量が自然と減ってしまうのも原因の一つです。
アビヤンガムでは、オイルと手技によって筋肉を柔らかくし、体水分量を上げる効果も。体内に入ったオイルを消化排出する過程で、悪い物も一緒にたくさんでていきます。まさにデトックス!🌿
また、トリートメントの最後には必ず「発汗」の時間があります。たんぱく質などが素の毒素は「油性」。塩分、糖分などが素の毒素は「水溶性」。
油分は油分で洗い流し、水溶性は水分とともに排出する。2つが1度で完了するので、終わった後はすっきり、巡りがよくなりぽかぽかです。

自律神経が整う

オイルの中には神経系に働きかけるオイルも多数あります。
自律神経が乱れると、体温の調節がうまくできなくなってしまいますが、それも薬草の力で改善することができると言われています。
自律神経の乱れは「ストレス」が原因であることが多いとされていますが、単純にトリートメントの癒し効果もありそうですね🌸
(アーユルヴェーダオイルは独特でスパイシーないい香りがします)

骨格が整う

正しいプロポーションを意識しながらおこなう手技で骨格調整も行っていきます。実は、本場インドでは施術者が2人いることがほとんど。この2人がペアになって、左右対称にしっかりトリートメントしていくのです。
骨格が整うことで、流れの道も正しい位置へ戻り、巡りが良くなっていきます。

いかがでしたでしょうか?
様々いいところを描きましたが「アビヤンガム」だけでは根本的な冷え解消には至りません。よくなっても、食事や生活習慣が悪ければじきに元通りになってしまいます。まずは習慣を見直して、足りない部分を施術で補う、という流れができるとよいですね。

とはいえ、まず1回行ってみる!というのは良い選択だと思います🌸

体質診断~アドバイスまでしっかりしてくれるサロン、そしてアーユルヴェーダオイルをしっかり使っているサロンをぜひ探して体験してみてください🐐🌿

冷え性シリーズ、取り入れられるところからぜひ始めてみてくださいね~🌸




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