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写真を「撮る」ということ

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日々写真を撮っていく中で感じたこと考えたことを写真とともにゆっくりと伝えていきたい。 カメラの操作は必ず表現したい何かとつながっています。カメラのUIをより良く知るための情報も織… もっと読む
運営しているクリエイター

2018年5月の記事一覧

静止画と動画のあいだ いま連写がおもしろい

カメラがデジタルになって大きく変わったこととして「大量の撮影ができる」というのがあり、こ…

自動運転と自動撮影 ~AIによる3つの方向性~

自動化の登場と進化自動化の定義を、「人間がおこなっていたものを機械がおこなう」または「人…

UXデザイナーが考える、運動会のカメラ選び、設定、撮り方。

会社の帰り道に、近所の小学校で運動会の準備をしているのが見えました。さあいよいよカメラに…

フォトレシピのコンテキストデータからAIをつくる

デジカメがAI技術によって、よりインテリジェントでクリエイティブなものになっていくことや、…

シューティングUXが撮影をワクワクさせる

写真体験の中心が、撮影後のエフェクトやSNSに持っていかれそうな今だからこそ、撮影実行フェ…

撮影ジャーニーマップと撮影サイクル

写真の楽しさには色々ありますが、皆さんは「どの瞬間のために写真を撮っていますか?」 まず…

50年先100年先を考えるデジカメUXデザイン

フィルムからデジタルに移行するときに一番の課題は、「デジタル写真が50年先100年先まで残せるのか」という問題でした。 その場限りの遊びや、またはビジネス用の写真であれば、カメラの中だけで楽しんだり、パソコンに取り込めれば十分ですが、 家族写真や重要な記録では、長期保存やその再生環境も含めて、サービスを提供する必要があると考えていました。 −−−−−− フィルム時代には、カメラメーカーはフィルムや現像/プリントと言った写真の活用領域には入り込むことができずに、数年に一

ファインダーという「存在感」

ときどき店頭のカメラコーナーで一眼レフのファインダーを覗くことがあるのですが、 「うわ、…

AIの役割は変化する。UIデザイナーは何をしなければならないのか。

前回の記事で書いた「AIの役割」についてもう一度整理してみます。 AIの技術、とりわけ機械学…

カメラに「撮らされる」写真。AIの役割は自動化ではなくコーチング

写真を撮ることは「意識が高い」の行為なのでしょうか? 例えで考えてみましょう。出版する本…

視点を変える、視野を変える。

レンズの発明は実に偉大な「発明の父」だ。 宇宙を知り、ミクロの世界を知り、人間の世界を見…

なぜもう一度撮りにいってしまうのか。

高価なレンズを買い、朝早く出かけていく。 写真を趣味にしている人にとっては不思議でもなん…

「一光年」という言葉 (Free)

(実験でアップしていた有料記事の無料・改訂版です) いつの頃からだったでしょうか「一光年…

新しいマガジンを始めます。

これまでのマガジンでは、デザイナー/開発者の視点から「デジカメUI」を語ってきましたが、 新しいマガジンでは「撮影家」として、日々の撮影のことや撮影することへの思いを書いていきます。 デジカメUIシリーズに続く、デジカメUXシリーズです。 これまでのUIシリーズでも、ユーザーの利用状況と紐付けて書いてきましたが、 UXシリーズでは視点を逆転させ、「なぜ撮るのか」「何を考えて撮るのか」という撮影に至る動機や、撮影中の思考に重点を置いていきます。 「モノ」のデザインから