Mari Kozawa

「エシカル」を日本の精神と文化から紐解く / 東京工業大学博士後期課程 / ウェブメデ…

Mari Kozawa

「エシカル」を日本の精神と文化から紐解く / 東京工業大学博士後期課程 / ウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」等でライター / 文化人類学✖️シルクから持続可能なものづくりを研究 X/IG @mari_kozawa /note記事整理中🙇‍♀️

最近の記事

近況のご報告——博士後期課程進学と結婚移住

前回から1年以上もnoteを更新していないにもかかわらず、フォローいただきありがとうございます。 この1年は、大学院で日本の絹文化や養蚕について研究しながら、あまりSNS自体を頻繁に更新していませんでした。 というのも、私にとって節目となるライフイベントや、今後の自分の生き方を決断するタイミングが連続し、「どこから何を書こうか…」と尻込みしていたからです^^;  現在進行形で起こる自己変化に驚きながら、それでも変わらない私の歩むべき道とは何かを探る日々。まずは、久しぶり

    • 最後の投稿、なんと11か月前…!その間も、フォローいただいた皆様、ありがとうございます。 現在、絶賛修士論文を執筆中でしてnoteを更新できそうにない…😓のですが、大学院で深めている「エシカル」を今夏ちゃんとまとめていきます💪

      • 人類学サロンにて研究発表!〜シルク研究日記#2〜

        昨年の秋から大学院でシルクの文化を研究している私ですが、この度Ecological Memes主催の「あいだの探索・実践ラボ」での人類学サロンにて、現時点での研究について発表させていただくことになりました。 <開催概要> 日程:2022年6月23日(木)18:30 - 20:30 会場:オンライン(zoom) 参加費: ・ラボメンバ:無料 ・学生・奨学:500円 ・一般参加:1000円 シルクから、大量生産システムとその精神史を考える大量生産・消費をくりかえす現代のものづ

        • 絡まり合う多世界を紐解く。「人類学サロン」始動!

          この度、かねてからメンバーとして参画している「あいだラボ」にて、「人類学サロン」をスタートすることとなりました。「絡まり合う多世界」をテーマに、ドイツ、デンマーク、日本の大学院で人類学を学ぶナビゲーターとともに、世界の複雑性や多元性と向き合っていくセッションを企画しています。 私自身も、以前のnoteに書いたように、社会課題に触れるたびに人間/自然、自己/他者…のような二元的な視点を強く感じてきました。 しかし、実際にフィールドワークを通して現地へ行ったり、その土地で生活

        近況のご報告——博士後期課程進学と結婚移住

        • 最後の投稿、なんと11か月前…!その間も、フォローいただいた皆様、ありがとうございます。 現在、絶賛修士論文を執筆中でしてnoteを更新できそうにない…😓のですが、大学院で深めている「エシカル」を今夏ちゃんとまとめていきます💪

        • 人類学サロンにて研究発表!〜シルク研究日記#2〜

        • 絡まり合う多世界を紐解く。「人類学サロン」始動!

          シルクから、「サステナビリティ」を考える〜シルク研究日記#1〜

          だいぶnoteがご無沙汰になってしまいました…!前回投稿したのが、半年以上前の7月…!今年は書くペースを上げていこうと思います。 現在、私はこれまで携わってきた一般社団法人TSUNAGUでの活動や、IDEAS FOR GOODなどでのライティングを続けながら大学院へ進学し、文化人類学の視点からシルク(蚕糸文化)の研究をしています。今まで「サステナビリティ」や「エシカルファッション」をキーワードに活動してきましたが、ここにきてなぜ「シルク」を研究することにしたのか?今回は近況

          シルクから、「サステナビリティ」を考える〜シルク研究日記#1〜

          自己の意識が生み出す境界〜社会変革と個人変容の探究①〜

          2ヶ月ぶりのnote。今年の春は良い意味で自分の殻に閉じこもり、内省を繰り返していました。そして、自分の本当に発信したいことは何かがどんどんクリアになってきたので、久々に書こうと思います✍️テーマは大きく、「社会変革と個人変容の探究」です。 「脱資本主義論」の加速最近よく「人新世」という言葉が聞かれるかと思います。人新世とは、ノーベル化学賞受賞者のドイツ人化学者パウル・クルッツェン氏によって考案された「人類の時代」という意味の新しい時代区分。人類が地球の生態系や気候に大きな

          自己の意識が生み出す境界〜社会変革と個人変容の探究①〜

          次世代へ、次世代と繋ぐ、伝統文化

          織りの文化「銘仙(めいせん)」の現状を知り発信すべく、埼玉県・秩父へ訪問しました。その様子は今後開設予定のTSUNAGUのnoteで発信していきます。 今回は、個人的にこの訪問で感じた日本の文化、伝統の形について綴ろうと思います✍️ 手と機械が織りなす美しい産物、「銘仙」銘仙とは、一般的に「平織りの絹織物」を指します。大正から昭和にかけて女性の普段着・お洒落着として日本全国に普及しました。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に組み合わせる織物ですが、銘仙は経糸の色と緯

          次世代へ、次世代と繋ぐ、伝統文化

          Regenerative Leadership を考える#01

          2/11に開催された、Ecological Memes主催の「Regenerative Leadership」を読み解くイベントへ行ってきました。(*Ecological Memes は、エコロジーや生態系を切り口に、これからの時代の人間観を探索する領域横断型サロン!詳しくは、こちらの代表 小林さんの記事をオススメします!) タイトルにもあるように、「自分らしさの追求」と「社会の持続可能性」の繋がりが、今回学んだ「Regenerative Leadership」にもリンクす

          Regenerative Leadership を考える#01