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書店探検のススメ

 今日は書店に行く時間があったので、全然行ったことないコーナーに行ってキニナル本を探索する企画を一人で勝手にやった。

 参考までに、前回のわたしの記事を掲載↓

『そこにあるのは世界』

 コメントでも例に挙げてくださっていたが、その方の仰る通りで、オモコロチャンネルというチャンネルの動画企画にだいぶ影響を受けている。

『見たことない雑誌を買ってクイズを出したら面白すぎた!』

『「読んだことない雑誌」からクイズを作ったら楽しいんじゃない?どうなの?』

 この企画は、全く読んだことのない雑誌を各々が買ってきて、クイズ形式で紹介するというものだ。知らない知識すぎて面白いし、一生懸命クイズの答えを考えて、答えを聞いても「知らね~~~」となるのが普通のクイズと逆の楽しさがある。とにかくウケちゃう。とても好きな企画のひとつだ。

 私は昔からずっとホラーが好きだ。本棚には角川ホラー文庫の本が並び、背表紙がほぼ黒のゾーンがあったりもする。しかし、その偏りに悩んでもいる。自分の好きなジャンルのものも追究したいけど、もっと知らないジャンルのものも吸収したい!という気持ちが日に日に強くなり、今に至る。これらの出来事が書店探索をするきっかけとなった。

 前置きが長くなった。
 さて、今日出会ったキニナル本を3冊紹介する。お金がなさすぎて買えなかったので、表紙や概要をサラッと見て気になったものたちである。
 お給料が入ったらちゃんと見つけた本屋さんで買います。見つけることも大事なんだけど、お金を払って手に入れることも重要だと思っている。

まずは写真集コーナーから。

『猫ダンディー』(新紀元社)

 Oh, dandy cat…
 表紙のインパクトたるや。「かわいい」とされがちな猫の別の一面を捉えた写真集であるようだ。猫もいきもの。色んな顔を持ち合わせている。こんなの…ズルいよ…。もっと好きになっちゃう...。

次に絵画のコーナー。

『かわいい江戸の絵画史』(金子信久)

 エ~~!ヤダ~~カワイイ~~!
 うっかり内側のギャルが出ちゃうかわいさ。
江戸時代の絵画は素晴らしい文化であると感じるとともに、どこか距離を感じさせるものが多いように思う。しかし、鳥獣戯画やアマビエがいい例だろうか、キャラクター性をもったものも存在する。そんな親しみに溢れたかわいい江戸の絵画を紹介する本であるようだ。コレ、バズりそう。(もうバズってたらごめんなさい)

最後は法律コーナーから。

『おとめ六法』(上谷さくら,岸本学,Caho)

 分厚くて凛々しい本が並ぶなか、夢カワデザインのこの表紙に惹かれた。女性のための法律の本であるようだ。人に相談しづらい性的被害の悩みなどについて、法律という確実なソースをもとに考えていくという内容のようである。ポップな見た目とは対照的に、非常に実用的な内容である。私たちを守る為にある法律をもっと身近に、一人で抱え込まずにちゃんと法を頼ろう、というコンセプトだろうか。しっかり読んでみたい一冊。

 
 この探索、めちゃくちゃ楽しい。時間があっという間に過ぎる。キニナル本を探しているだけで、自分の世界がちょっぴり膨らんだ気持ちになれる。そしてそれを買ってちゃんと読むことで、本当に世界がふんわりと膨らんでいくはずだ。時間があったら、皆さんもぜひやってみてほしい。

 タイトル画像は、 静岡県伊東市にある怪しい少年少女博物館で撮ったもの。
 本を買ってないのに勧める、しかもその方法を勧めるってあんまり良くないことかも...という葛藤があったのでコレにした。気になったら買う!が大切!

#読書 #本 #大学生 #書店 #本屋 #オススメ #カルチャー

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