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刺激と反応。

刺激に対しての反応が自動的で
習慣に支配されている
ということをアレクサンダーさんは発見しました。


この場合の刺激は
自分に対してのなにかしらの入力です。

なにかをしているときに、
後ろで大きい音がした、とか、
誰かに声をかけられた、とか、
夕飯なにしようかなって考えたり、とか。

なにかをしているとき、の
なにかをしようと思うことそのものだったり。

それにどういうふうに自分は反応しているのか。


刺激にどう反応するのか、ということを
自分の使い方とかいったりします。

刺激に対しての自動的な反応を
意識的にコントロールできるようにしていきます。

その過程で、感覚が信頼できるものとなっていき
身体で起こしている様々なこと、
苦しくなるようなことなどに気づいて、
縮めることをやめたくなって、姿勢が良くなったり、
呼吸がしやすくなったりするというだけなんです。

なにかしらの刺激に対して、
習慣的な反応をしていることに気づき、
それをやめると色々なことが起こるということです。


その時に自分と向き合わず、
こうすればいいですよ
なんていうものをやるだけだと、
それはアレクサンダーテクニーク的ではあっても
似て非なるものです。

知識はそれが正解なのではなく、
自分で確かめて初めて意味のあるものとなります。

「こうなるっていってるし」ではダメです。


なぜか苦しくなることをしてしまっている。
それに気づいてもやめることができない。
ここが問題だし、このテクニークを使うところです。

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