野球を上達するためにトレーニング後に意識しなければいけない2つの事
埼玉県草加市、東京都駒沢公園・曙橋の野球の動作改善専門トレーナー北村智哉(Twitter:@kugayamatomo)です。
もう5月の中旬になり、夏の大会に向けて、日々、野球の練習やトレーニングに励まれていると思います。
少しでも野球が上達するように指導者にも熱が入ると思います。
トレーニングすることは、野球を上達させていくために必要不可欠ですが、その後にも意識してほしいことがあります。
今日は、それについてお話ししていきます。
トレーニングの意味
このブログを読まれている方は、「トレーニング」の意味をご存知でしょうか?
意味は、「訓練・鍛練。またはそれを行うこと」を指します。
そんなことは分かっている!なんて怒られそうですが、トレーニングを行う際に何を意識して行なっていますか?
例えば、筋トレを行うとしたら、使っている筋肉や動いている関節などを意識するはずです。
それ以外にも、動作自体のトレーニングならば、その動きやその動きに入るまでの動きなども意識するはずです。
では、そのトレーニングをなぜ行うのでしょうか?
元を辿ると、野球が上達したい!と思ったからだと思います。
試合でいいパフォーマンスをして、チームの勝利に繋がるパフォーマンスをしたいと思ったからだと思います。
私自身も高校生で現役でプレーしていた時は、そう思っていました。
でも、トレーニングだけしていてもいいパフォーマンスは発揮できません。
これだけは断言して言えます。
よくプロの試合をテレビ中継など見ていると、普段から練習している上手いはずの選手が、その試合で動きやプレーが悪い時に解説者の方がこのように言ったことを耳にしたことはありませんか?
「コンディションが悪いようですね?」「どこか身体を痛めているのでしょうか?」
どれだけ、バッティングやノックでの練習をしていき、また筋トレやダッシュといったトレーニングを積み重ねてパフォーマンスが上がっても、それを発揮できる身体のコンディションが悪ければ、そのパフォーマンスを発揮できることは出来ません。
だから、私は先ほど「トレーニングだけしていてもいいパフォーマンスは発揮できません。」と言ったのです。
コンディションを安定させるには?
では、トレーニングしてパフォーマンスを出していくためにはどのようなことを意識していけばいいのでしょうか?
大きく分けて2つあります。
①休養(睡眠)
②栄養
私は指導させてもらう際に、トレーニング・休養(睡眠)・栄養の3つをまずはお伝えします。
トレーニングは、自発的に行う方が多いですし、目の前で行なってもらいながら指導していきますので、いわゆる目が届く範囲だと考えます。
しかし、残りの2つに関しては、プライベートな時間になってしまうので、なかなかこちらで管理するというのが、トレーニングと比較すると難しくなります。
そして、実際に指導させて頂いている方で、パフォーマンスが下がってきた方、またトレーニング時に疲労がありそう方は、休養(睡眠)・栄養が上手く出来ていないという方がいらっしゃたりするので、休養(睡眠)・栄養についてもポイントなどをお伝えします。
実際にそれを少し改善するだけでパフォーマンスが上がる方もおり、自分自身もトレーニングしていて、休養(睡眠)・栄養が上手く出来ている時は、トレーニングをしていても、しっかり出来ているという感覚があります。
普段の生活を送っていても、休養(睡眠)・栄養が少し偏ったり、テキトーになってしまうと、身体が重かったり、練習に身が入らないという経験があるかなと思います。
そのように考えると、トレーニングだけでなく、休養(睡眠)・栄養にもしっかり目を向けていくべきだと思います。
休養(睡眠)・栄養のポイント
では、実際に休養(睡眠)・栄養を行う上で、何をどう意識したらいいのでしょうか?
まずは、栄養からお伝えしますね。
栄養に関していえば、身体に必要なものを食べる!
これだけです!
それだけといっても分からないよ!なんて言われそうですが、例えば、練習後やトレーニング後にプロテインを摂取している方も多いのではないでしょうか?
要は、タンパク質ですよね。
タンパク質は、筋肉を作る上で1番大事な材料ですから、これがないと筋肉がついていかないし、また練習やトレーニングでよって傷ついた筋肉を回復させないとパフォーマンスが悪くなってしまいます。
でも、皆さんは1日にタンパク質をどれだけ摂取すればいいか、ご存知ですか?
一般的に体重(kg)×1gは最低限必要だと言われています。
しかし、野球の練習やトレーニングをしているとなると、それだけでは足りないです。
できれば、体重(kg)×1.5〜2gは摂取したいかなと思います。
例えば、体重70kgの選手なら1日に70×1.5〜2g=105〜140gが必要となるわけです。
プロテインは、約1杯で20g前後のものが多いですから、仮にプロテインのみで1日のタンパク質を摂取するとなると、5〜7杯飲むことになります・・・それは無理ですよね。
ということは、普段の食事から摂取していかなければいけないわけです。
普段の食事で魚や肉、卵、納豆、豆腐とったタンパク質を多く含むものを食べるようにしないといけません。
スナック菓子を食べる余裕があるなら、特にです。
ちなみにコンビニ売られているサラダチキンですと、1つあたり約22g前後のものが多いです。
競技は違いますが、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド選手の食事をネット検索してみてください。
お肉などのタンパク質となる食事量に驚かされると思います。
別にそこまで目指せとは言いません(笑)
でも、現役で野球をしているのであれば、どんなものを積極的に食べればいいのかを考えておくことも必要だと思います。
次に休養(睡眠)についてお話ししたいと思いますが、少し長くなってしまったので、この内容は次週お話ますので、まずは、今日から栄養について意識をしてみてください。
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