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神保町と本とカフェ

前回、『ひとり出版社巡り』と題したエッセイ(?)を投稿した。
その際、本の街神保町に、わたくし一首は初めて訪れたのだが、今回はその神保町での出会いを紹介したい。

まず、ヘッダーの写真について語らせてほしい。
これは、この地の古本屋の一角である。ちなみに屋外だ。
本は部屋の中にあるもの、と思い込んでいたため、外に本棚がズラリと並んでいる光景に、とても驚いた。しかもこれ、写真に収まりきっておらず、まだ続きがある。
綺麗な見た目のものが多く、多様なジャンルの本が揃っていた。
暑かったため、長くはいられなかったのだが、それでもしばらく本を手に取りパラパラページをめくっていた。
購入せず申し訳ない。とても楽しませてもらった。


集英社ビルの写真を撮ったあと、ぷらぷら迷子になっていたら、可愛い本屋さんを発見。そこは、絵本や児童書を中心に販売する本屋だった。
落ち着いた雰囲気で、ギャラリーもあり、大人も楽しめるお店のそこで、かれこれ一時間以上滞在してしまった。
成人済みということで、普段あまり堂々と絵本を読まないのだが、絵本、大好きだ。
『ももんちゃん』など懐かしい作品を見つけるたび、夜中に母を叩き起こし、読み聞かせを迫った可哀想な記憶が蘇る。

ここでは我慢できず二冊購入。後ほど紹介しよう。

他にも、絵が可愛らしいもの、これなんだ?と好奇心をくすぐられるもの、今の自分にコレ必要だろ!と感じるもの、素直にストーリーが気になるものなど、たくさんあった。やっぱり絵本ってすごい。


満足し、お店を出る。
少し歩いた先に、またおしゃれな本屋が。こちらはカフェと一体となっている本屋だった。
ジロジロ本の背表紙を見、時に手にとって、中を拝読する。
残念ながら一首の財布の紐は硬いので、気になる本のタイトルをメモし、帰って図書館にあるかどうか検索してから購入を検討する、というのが常なのだ。
一番気になったのは、
『老人ホームで死ぬほどモテたい』/著:上坂あゆ美
いつでもどこでもモテたいよな。

ずっと立ちっぱなしだったので、休憩しようと思い、アイスティーを注文。
今日の戦果を確認する。

一冊目。
『色の辞典』/著:新井美樹
サイズと装丁が可愛らしい。また、イラストで色の紹介をしてくれるので、読んでいて飽きない。

二冊目。
『大きなパンダと小さなドラゴン』/著:ジェームズ・ノーブリー 訳:せきねみつひろ
パンダ大好き人間なので、買わずにいられない。可愛すぎる。
心に優しく染みるような、大人に読んでほしい一冊だ。

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神保町を去る。
本来の旅の目的は出版社であったため、長居はしなかった。
しかし本当は一日中いたかった。
なので、次回は友でも連れて、神保町を隅々まで堪能したい。


最後まで読んでくれたそこのあなた。ありがとう。
ついでに下記の記事も併せて読むことをオススメする。

最後に。
我ながらなんてオシャレな夏休みなんだ。

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