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空衣
2017年12月13日 16:49
広場でパンをもらった。コンクリート顔負けの、ずっしり重い、黒パンを。冬眠にも至れないメンヘラの心情を具現化したらこんなかもしれないけれども、それにしてはあまりに素朴に廃れている。おまけに、消費期限切れで廃棄処分される運命だったのをフードシェア団体に救われただけあって、傷ひとつない。無愛想なそのパンが可愛くなってきた。私は袋を持っていなかったので、ドイツらしい無骨な黒パンを裸のままリュックサックに放