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孤独のリスク

僕は、学生時代からずっと友達いなく、知人も少ないので、常に孤独。
これまで交際したこともあるけれど、孤独の時間の方が圧倒的に長い。孤独のプロと言ってもいいぐらい。

20代の頃は、それでもよかった。
少々、寂しくてもそれなり楽しくやってきたし、これからずっと孤独でも、別に構わないぐらいに思ってきた。時間とお金はすべて自分のために使えていたので、むしろ最高。会社の人とも別にドライで、ほとんど気にしたことない。

まぁそんなスタンツで生きてきたので、今年36歳でも孤独。
だけど、寂しさが雪だるま式に膨れ上がって、とてつもなくツラい。ふいに頭が痛くなるぐらい。36歳の孤独は想像以上にツラいものがある。時間とお金を人のために使いたいと思うようになった。人は変わるもの。

鈴木祐さんの「最高の体調」という本に孤独のヤバさが解説されているので、少し紹介したいと思う。めちゃくちゃ勉強になるので、是非、読んでみてほしい。

孤独について書かれいた内容を引用して説明する。

孤独の影響

孤独は寂しいだけではすまない。孤独感はタバコと肥満と同じくらい全身に炎症を引き起こし、早死にのリスクを高める。孤独感が強い人は早期死亡率が26%も高まり、社会からの孤立が長引けば、32%になるほど悪影響を与える。

読んでいて、なかなか怖くなってきた。寂しさがつもると、この状態がずっと続くかもしれないと思い、不安も大きくなる。不安が続けば、脳のパフォーマンスが著しく下がる。

不安が続けば、脳の海馬が小さくなり記憶力低下に繋がり論理的な判断を失ってしまうと言われている。観察研究によると、約7万人の高齢者を10年にわたって追いかけたところ、日常の不安レベルが高い人は脳卒中のリスクが29%も上昇するとのこと。少しのストレスに過剰反応してしまい、たいして気にするようなことでもないことにも敏感になってしまう。

不安が募り、うつ病になって自殺にも繋がりかねない。孤独のリスクを軽く見てはいけないいけない。

このままではマズい。職場には気楽に話せる人が全然いない。仕事に集中できればいいが、質もまったくもってよくない。さらにお金が絶望的にない。他の36歳に比べると圧倒的にずべてが低い。

そんなことばかり考えていけはない。やれることことやっていかなければいけないのはわかっているが、一日通して腰が重い。もう何をしても頭の片隅に孤独の辛さがある。人生のシグナルが限りなく赤にちかい黄色のような気がする。

みんなどうやって、人と距離を縮めて、ご飯行ったり、付き合ったり、結婚したりしたんだろうか…。とにかく孤独をどうにかしなければ。自分の時間やお金を誰と共有したい。

誰かと一緒にご飯食べたい。控えめに言っても、2年ぐらいは誰と飲んだりしていない。誰かの役に立っている手応えを感じたい。


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