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長い夏休みはどう過ごす?アメリカの夏休みはお金がかかる


先週は息子の学校、今週は娘の学校が始まり、ようやく長い長い夏休みに終止符。

アメリカの夏休みはとにかくお金がかかる。

家族での旅行などに加え、典型的な夏休みの過ごし方は子供たちのサマーキャンプ。
サマーキャンプといっても色とりどり。

バスケ、サッカー、アメフト、野球、テニスなどスポーツ系に加えてSTEM教育、プログラミング、アートなどの文化系まで。

さらにはいわゆる屋外キャンプもあり、本当に目移りしてしまう。
時間も午前、午後だけと言う半日プログラムから一日プログラムまで。

大体の相場感として、カリフォルニアの場合。

1日プログラムは450-600ドル/月〜金
半日プログラムは250-300ドル/月〜金

考えてもみて欲しい。
例えば500ドルのプログラムに子供を6週間預けた場合。

500ドル✖️6週間。
それだけで3000ドル!(40万)

物にもよるけどキャンプは9時から3時までと言うところも多いので、それに延長時間を加えたらさらにプラスα。

兄弟、姉妹がいたらどうだろう。
人数にもよるけど、2人いたら単純に2倍で80万!
3人いたら3倍で120万!

6週間べったりキャンプに送り込んでも、実はまだ夏休み全部を消化しきれていない…! なにせ、2ヶ月強ですから。
恐ろしい子…

昭和世代はおなじみの図柄。。。

子供にとっては
お楽しみがたくさんある夏休み。

大人にとっては、
「え、2ヶ月も家にいるの?」
と期間的にも

「え、こんなにお金かかんのかいな?」
と金銭的にも
なかなかチャレンジングな期間となっているのです。

私の住んでいる地域はいわゆる白人系アメリカ人がマジョリティではない特殊な地域。
むしろインターナショナルなピーポーばっかり。

したがいまして、インターナショナルなピーポーは
「1ヶ月くらいインドに帰ってるね」と、本国に帰ってたりもする。

なにせ、コロナもあいまって
2、3年くらい本国に帰れていなかった人ばかり。

そのため今年の夏休みの過ごし方は周囲も含め見ていると、主に2種類あった。

要は
✅子供をキャンプに行かせる
 →一人当たり3000ドル〜
✅家族で本国に帰る
 →航空券代などで結局一人当たり3000ドルくらいかかる

というどっちに進んでもなかなかな金銭的に無理ゲーとなっている仕組み。

でもね。
アメリカじゃないと経験できないぜーということもたくさんある。

例えば我が家の息子。
今年はGolden State Warriors (ゴールデンステートウォリアーズ)のサマーキャンプに参加。

バスケットファンならご存知でしょうか。
NBAの人気チーム、ゴールデンステートウォリアーズです。
あの有名なステファンカリーがいるところ。

朝9時〜15時半までの6時間強。
1週間 450ドルくらい。
そして100ドルのキックバック(ゴールデンステートウォリアーズの試合の割引券)がもらえる仕組み。

NBAファンだったら、絶対行きたくなるキャンプ。
日本からだったら、50万くらいのパッケージ旅行でもできそうな内容。

「バスケの本場アメリカでNBAのプロチーム、ゴールデンステートウォリアーズが主催するキッズサマーキャンプ」

いかがですかね。
人が来そうではないか?


小学生から高校生まで大体80人くらいはいそう
ジャージーは無料でもらえる


息子がゲットした戦利品


特に息子が喜んだのはこちら。
✅キャンプでMVP選手に選ばれたということでもらったゲイリーペイトン選手のサイン入り写真。

✅組み分けされたチームがキャンプ内で優勝したということでもらったウォリアーズの三角の飾り(語彙力….これはなんという名前なんでしょうか…)

✅さらにはゴールデンステートのヘッドコーチ(Steve Kerr) とかのサインがはいった修了証。

このあたりは絶対日本じゃ手に入らない。

「これ、絶対大事にするっ」といって、今もサイン入り写真は自分の机の上に大切そうに飾られている。

確かにお金もかかるけど、こんなに喜んでくれるならサマーキャンプ行かせた甲斐もあるなあと思ったりするのがサマーキャンプ。

アメリカ人が子供の時に楽しかった思い出で「サマーキャンプ」とあげるのもわかる気がするわ

この時にしかできない経験。
きっとこういうものがキャンプを通じて得られるのだろう。







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