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『コンビニ人間』がおもしろすぎた

読むのが遅いと言いながら、ここ最近めっちゃ本読んでそうな雰囲気を醸し出しているクミタです。
こんにちは。

同時進行で読んでいた本が、同じタイミングで読み終わっているって感じだったんですけど、この『コンビニ人間』はスルスル読めて、あっという間に読了しちゃいました!

もともとそんなにボリュームがないってのもありますが、とにかく読みやすい。先が気になってどんどん読んでしまう。
そして人間の描き方の解像度がめっちゃ高い!

誰にも迷惑かけずに一人で生きていても、誰かが決めた「普通」と呼ばれるレールから外れているというだけでこんなにも生きづらい。

小さい頃の主人公の価値観はだいぶ変なはずなのに、大人になった主人公目線で見る「普通」と言われている人たちの気持ち悪さと言ったら……。
その人が心地よいと思う、その人に合った生き方は人それぞれなのにね。

ラストはどうなんだろう。私は希望が見える終わり方に見えたけど、とらえようによってはバッドエンドと考える人もいるのかな。
読む人によって意見が分かれそうな気がします。

村田 沙耶香さんの本は初めて読んだので、他の本も読んでみたいです。
読めば読むほど気になる作家さんが増えていく!
読書沼恐ろしいですね……


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