kunomari

|illustrator|yokohama / japan| イラストレーター・絵本作…

kunomari

|illustrator|yokohama / japan| イラストレーター・絵本作家。 絵本『のせのせせーの!』(文 斉藤倫さん・うきまるさん/ブロンズ新社)『おなかのなかのあかちゃんへ』(文 こがようこ/岩崎書店) HP : https://kunomari.com

最近の記事

a windy day

散歩に出たことをちょっと後悔するくらい風の強い日に もしいつもみたいに小さい子たちが外を散歩してたら 飛んでっちゃうんじゃないかと 勝手に想像して 勝手に心配した On a windy day I kind of regretted going out for a walk, If the little ones were strolling outside like they usually do I imagined that they would fly

    • グループ展「私の本棚展」のお知らせ

      久しぶりのグループ展のお知らせです。 東京・谷中のひるねこBOOKSさんで開催される「私の本棚展」に参加させていただきます。 なぜだかずっと描きたいと思っていた二段ベッドと双子を、本棚と組み合わせて描きました。 絵の中には、本から飛び出した色々な物語が散りばめられています。ぜひ原画の中を探してみていただけたらなと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 ↓以下、展示詳細です 【展示のお知らせ】 5/31~6/17 「私の本棚 ~My BookShelf~」展2024

      • あったかくなってきた

        • 『君たちはどう生きるか』

          「君たちはどう生きるか」の今更感想。 公開日に見に行ってずっと感想書きたかったけど、ずっと言葉にできなくて驚くほど時間が経ってしまいました。 当時は、ポスタービジュアル以外何も情報がなく、きょうび珍しくまっさらな状態で映画館に行ける貴重な機会で、 「見てきた」と言うのすら野暮と思ってしまうくらい、個人的には食らってしまって、心の中で咀嚼して気持ちを熟成させるのに時間がかかる作品でした。 賛否あると聞いているけど、私にとっては、 多分これが初めて「2回映画館に同じ作品

        a windy day

          今年もありがとうございました

          私の中で、勝手に大晦日の恒例になった今年1年の振り返り日記。 2023年は、細々と作業・お仕事・新作絵本の刊行、取材やトークイベントなどのちょっとした挑戦が交互にやれた一年という気がします。 とにかく絵ばっかり描いていたのは例年通りながら、 小説装画や、新作絵本のお仕事、雑誌扉絵のお仕事、 海外のイラスト集に載せていただいたり、いろいろ貴重な体験が出来ました。 貴重といえば、 雑誌MOEのムーミンバレーパーク特集で、私個人として写真を誌面に載せていただいたり、 「おな

          今年もありがとうございました

          空のお弁当箱

          母になって3年め、 初めて「お弁当箱が空になって返ってくる」 を経験した。 「全部食べてくれたんだな」と思うと、 胸の中に石炭30個位くべられたみたいな 熱いものを感じながら洗い物した。 お弁当、毎日となったら絶対大変だけど。 今日の気持ち、忘れたくないなー🔥

          空のお弁当箱

          HAPPY HALLOWEEN

          HAPPY HALLOWEEN

          「銀河レベルで考えると大したことじゃないかもなぁ」

          「銀河レベルで考えると大したことじゃないかもなぁ」

          2024年版カレンダー販売はじめました

          ​ 来年のカレンダーを今年も作りました! 下記のオンラインショップで予約販売を開始しています。 昨年のカレンダー、手に取ってくださった皆様、嬉しいご感想を沢山ありがとうございます。本当に励みになりました。 今年は個人的な祈りや希望を内包した絵を、自由にのびのび描きました。「飾れる作品集」として来年1年の生活に寄り添ってくれたらいいなと思っています。 予約販売ページはコチラです↓ 2023年12月からお使いいただける、見開きA4サイズの小さめカレンダーです。 デスク

          2024年版カレンダー販売はじめました

          絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」絵を描くときに考えてたこと

          ​ 絵を担当させていただいた、 6月に発売された絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」(こがようこ作/岩崎書店)の制作時の話を、どこかでまとめたいなと思い、書き残そうと思います。 もともと、この絵本は岩崎書店社内の方の立案で始まった企画で 「これからお父さんお母さんになる人のための絵本を作りたい!」とかなり以前から希望していらして、 今回はその念願が叶った形なのだそうでした。 作者のこがようこさんからテキストが送られてきて、それを元にラフを描くのですが、 まだ絵のない

          絵本「おなかのなかのあかちゃんへ」絵を描くときに考えてたこと

          君をおくる

          ​ 泉ゆたかさんの新作単行本『君をおくる』の装画を担当しました。 写真を取る時に見られる“玉ボケ”と呼ばれる光が丸くボケて写り込む現象が、 「おくる」動物たちの魂のようだと思い、絵に取り入れました。 はじめに原稿をいただいて読んだとき、思わずボロボロ泣いてしまいました。 動物を飼ったことのある人には、特に心に迫るお話なのではないかと思います。 私も昔の飼い犬を思い出さずにはいられませんでした。 ただ流している涙が、 悲しい涙とはちょっと違う種類のものだったのが

          君をおくる

          快適ゾーンを出るぞ

          と、いうのを今年のちょっとした目標にすることにしていました。 具体的に始めたのは運転と、運動。 上京してからというもの、 すっかりペーパードライバーになってしまったけど(歴10年) 子供ができ、運転出来ないといろいろ不便が増えてきて、 思い切ってペーパードライバー講習を受けてきました。 ​ 頑張った…!! 今日は初めて首都高に乗って家族でお出かけしてきました。 まだまだめちゃ怖いし、苦手意識が抜けたわけじゃないけど、 少し出来そう感が湧いてきました。 ​

          快適ゾーンを出るぞ

          スプーンの中と目が合う

          もっと自分の中の根源から溢れ出す何かを形にしたい

          スプーンの中と目が合う

          なにかよいこと

          なにかよいこと

          霧が晴れる

          はじめこの作品はタイトルを「まどろみ」にしてたんですが、 「うーん、なんか違うなぁ」と思いながらもやもや眺めてて、 ふと「霧が晴れる」というタイトルに変えたら、 急に作品まで良く見えてきたのでそれでいいやとした絵です。 なんかずる(?)のような感じもしますが、 文が霧を晴らしてくれたようで面白い出来事でした。 時々ある、タイトルが作品をよく見せてくれるみたいな現象が面白くて、 文と絵の関係はほんとに、リンゴとシナモン、レモンとはちみつみたいな、素敵な関係性だよなぁと思い

          霧が晴れる